復刊投票コメント一覧
アリストテレスの存在論 アリストテレスに於ける存在者の諸意味
全3件
アリストテレスを丹念に研究し読解した上で、それらの成果を思想として表現できたのは、ブレンターノとハイデガーのみです。
近代以降、特に現代前後以降の哲学やその思潮を知りたければハイデガーにあたるしかなく、その起源を知りたければブレンターノにあたるしかありません。さらに、アリストテレスの思想を知る絶好の哲学者かつ研究者がまさにブレンターノなのです。
つまり、ブレンターノの当該著作を読まないということは事実上、アリストテレスへの道が閉ざされていると言っても過言ではないのです。極論すれば、ブレンターノの当該著作を読んだ方がアリストテレスの原本を読むより理解が深まる可能性が高いからです。ブレンターノの当該著作が広く読まれないことは、人類益の損失です。近代以降、特に現代哲学者あるいは解説者の独善的な解釈、思想により、アリストテレスや当人の思想、概念、思潮が汚染され、それによりアリストテレスから我々人類、特に現代人は分断、隔絶されています。思想史や思潮、哲学者に縁遠くとも、我々はアリストテレスに接してもよいのです。アリストテレスの友としてブレンターノに触れてみませんか。
2024/12/03
アリストテレスを丹念に研究し読解した上で、それらの成果を思想として表現できたのは、ブレンターノとハイデガーのみです。
近代以降、特に現代前後以降の哲学やその思潮を知りたければハイデガーにあたるしかなく、その起源を知りたければブレンターノにあたるしかありません。さらに、アリストテレスの思想を知る絶好の哲学者かつ研究者がまさにブレンターノなのです。
つまり、ブレンターノの当該著作を読まないということは事実上、アリストテレスへの道が閉ざされていると言っても過言ではないのです。極論すれば、ブレンターノの当該著作を読んだ方がアリストテレスの原本を読むより理解が深まる可能性が高いからです。ブレンターノの当該著作が広く読まれないことは、人類益の損失です。近代以降、特に現代哲学者あるいは解説者の独善的な解釈、思想により、アリストテレスや当人の思想、概念、思潮が汚染され、それによりアリストテレスから我々人類、特に現代人は分断、隔絶されています。思想史や思潮、哲学者に縁遠くとも、我々はアリストテレスに接してもよいのです。アリストテレスの友としてブレンターノに触れてみませんか。
2024/12/03
オーストリア学派の祖にしてフッサールの師であるブレンターノによる学位論文。ハイデガーに影響を与えた論文でもある。
『現代哲学の主潮流(法政大学出版局)』の著者シュテークミュラーによれば「ブレンターノが行なった研究は、あいかわらずひどく過小評価されている。彼なしには、全現象学的哲学は考えられないだろう」「ブレンターノは存在論と形而上学に関する彼の研究によって、とくに彼のカテゴリー分析によって、またそれにならんで彼の徹底的なアリストテレス研究によって、現代の存在論に決定的な影響を及ぼした」「ブレンターノの方法は多くの点で、今日の経験哲学、とくに分析哲学のやり方と著しい類似点を持つ」「一切の概念は彼[ブレンターノ]によれば経験的な起源を持っている。しかし、それでもやはり、彼にとってはア・プリオリな現実判断が存在するのである。カントとは対照的に、彼にとってア・プリオリな認識はいかなるア・プリオリな概念をも前提しない。そのうえ、彼はカントの認識概念を超越論的・観念論的に解釈することはまったく誤っていると考える」と説く。
いかがでしょうか。この文章だけでもブレンターノに興味が湧いてきませんか?
2023/10/24
オーストリア学派の祖にしてフッサールの師であるブレンターノによる学位論文。ハイデガーに影響を与えた論文でもある。
『現代哲学の主潮流(法政大学出版局)』の著者シュテークミュラーによれば「ブレンターノが行なった研究は、あいかわらずひどく過小評価されている。彼なしには、全現象学的哲学は考えられないだろう」「ブレンターノは存在論と形而上学に関する彼の研究によって、とくに彼のカテゴリー分析によって、またそれにならんで彼の徹底的なアリストテレス研究によって、現代の存在論に決定的な影響を及ぼした」「ブレンターノの方法は多くの点で、今日の経験哲学、とくに分析哲学のやり方と著しい類似点を持つ」「一切の概念は彼[ブレンターノ]によれば経験的な起源を持っている。しかし、それでもやはり、彼にとってはア・プリオリな現実判断が存在するのである。カントとは対照的に、彼にとってア・プリオリな認識はいかなるア・プリオリな概念をも前提しない。そのうえ、彼はカントの認識概念を超越論的・観念論的に解釈することはまったく誤っていると考える」と説く。
いかがでしょうか。この文章だけでもブレンターノに興味が湧いてきませんか?
2023/10/24