復刊投票コメント一覧

「村の鎮守」と戦前日本:「国家神道」の地域社会史

全5件

国家神道に関する先行研究は多いものの、地域社会から分析したものはそう多くはない。
そうした中で、地域の神社を軸に、実際に行われた活動やその社会的意味合いを分析しているこの本は非常に興味深い内容だと思える。
地域社会と「宗教」やその施設・コミュニティとの関係を考えるためにも、復刊を希望する。

2022/09/24

地域社会史の視角から「国家神道」論を深めた点で独自性をもつ必読文献だと思います。

2020/12/23

今や「国家神道」研究においては必ず言及されるといってもよい本だと思いますが、かなりの入手困難となっている模様。復刊を強く望みます。

2018/12/16

投票します。国家神道という言葉は、果たして何を指し示すのでしょう。様々な概念規定があるとしても、いまいちぱっとしないままに戦前の気風を指してはいないでしょうか。安い標語として用いられるほど軽い言葉でもないでしょう。この領域には、一般化できる範囲で血の通った人々の実態の解明が求められているのではないでしょうか。

2018/05/18

現在、「国家神道」論においては島薗進『国家神道と日本人』(岩波新書)がまずは参照されるかと思いますが、本書はその議論にも影響を与えた好著です。
國學院大學の藤本頼生・現准教授も書評で「これまでの必読書というべき村上重良・葦津珍彦、阪本是丸各氏らの著作に加え、 「国家神道」研究の折の必読書がさらに誕生したといえる。」と高く評価しています。
大正から昭和という先行研究の薄い時期に関するもので、しかも地域社会史という観点から書かれたこの本は、「国家神道」研究に携わろうと考える自分としてもぜひ手元に置いて読みたい本です。

2018/03/14