復刊投票コメント一覧

グラモフォン・フィルム・タイプライター

全11件

スティグレールの方にも書いたけど、キットラーも同様にして技術哲学・メディア論における重要な古典である。とりわけキットラーの欧州の学術・芸術領域への影響は計り知れない。とりわけキットラーはアルスエレクトロニカのシンポジウムにも登壇しており、欧州メディアアートの土壌への貢献が伺える。スティグレールがIRCAMの所長をしていたこともそうだが、日本では圧倒的にメディア論・技術哲学の足腰が弱い。三木清や戸坂潤もいるのだけど、むしろユク・ホイなど外から指摘される始末。換骨奪胎するためにはまずもってその系譜の古典を問いさおさないといけない。
LLM時代におけるメディアと技術のありようを考え直すために復刊を切実に希望する。

2026/01/07

フリードリヒ・キットラーの研究をしている者です。
この著作は19世紀末に出現したアナログメディア(蓄音機、映画、タイプライター)と、20世紀後半に発展したデジタルメディア(とりわけコンピュータ)の理論的重要性を提起し、本邦のみならずドイツ語圏・英語圏のメディア、芸術、歴史、思想などさまざまな研究領域に影響を与えた著作です。
この本は絶版により古書市場で高値で取り扱われています。今後の人文学全般において非常に重要な役割を果たした著作ですから、これを低価格で入手可能にすることは、今後の日本の文化研究・メディア研究にとって非常に重要であると考えます。

2025/11/11

人間の意識がテクノロジーからどの程度影響を受けているのか興味があるため。

2025/07/26

文化史の古典的著作として非常に貴重な本で、ぜひ手元に置いておきたいタイトルなのですが、絶版となり中古価格も高騰中です。メディア技術によって文化が変容する過程をタイトルの三つのメディアを中心に追う様子をきちんと読み返したいのに、と長年願ってきましたがいまだに動きが全くありません。これはよくないと思っています。何度も引くべき古典だと思っているので、ぜひ復刊して入手を容易にしてほしいです。

2025/03/03

本書上下巻は現在絶版による価格の高騰で、金銭的理由による入手のハードルが高い状態です。メディア論研究においてキットラーの功績は高く評価されており、本書はその評価を裏付ける主著となるものです。今では島宇宙化された各人文学分野の綜合、特に精神分析とメディア論を繋ぎ情報社会における技術の問いへ広く射程の届く最重要書の一つでもあります。ぜひ復刊の程、宜しくお願いいたします。

2025/02/18

メディア論に全般に興味があり、松岡正剛さんの千夜千冊で取り上げられていて興味を持った。氏が言うにはマクルーハンの次はこれを読むと良いとのこと。
2021年なので、少し前ですがキットラーの『書き取りシステム1800・1900』も翻訳されたことですし、ぜひこちらも復刊させて、キットラーのメディア論をみんなで楽しめたらいいなと思います。

2023/12/03

学生時代、尊敬する教授から薦められてずっと手元に置き精読してみたいと思ってきたから。

2023/05/14

本書はメディア史、メディア論の言わずと知れた名著として知られており、難波功士『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 メディア論』(人文書院、2011)で紹介されているほか、佐藤卓己『メディア論の名著30』(ちくま新書、2020年)でも扱われている。
しかしながら、昨今この本を手に入れようとすれば、数倍の値段がつけられている古本市場で買うほかなく、私を含め幾人もの人が本書にたどり着けずにいる。
このような状況を迎えている文献は本書以外にも数え切れないほど存在しているが、本書に関してはそのなかでも復刊が望まれるものの一つであろうと思われるため筆を取った次第である。

2020/12/16

石田英敬+東浩紀さんの『新記号論』(2019)の参考文献で上げられていた。
図書館で借りて単行本でざっくり読んだが、グラモフォン・フィルム・タイプライターの<物>がこれだけ当時の人文に、そして我々の知覚に影響を与えているとは・・・。手元に持ってじっくり再読したい。復刊を望みます。

2020/10/19

メディア論として極めて有名かつ重要な本であるがプレミア価格になってしまっているため。

2020/09/05

以前、紀伊國屋書店さんが行っていたフェアで、思想家の東浩紀さんがこの本を選書されていました。そのことをホームページを見て知ったとき、すでにこの本は絶版状態でした。東さんは選書に寄せたコメントで、「メディア論の本を何冊も読むより、この本一冊を読み解いたほうが勉強になる」とおっしゃっています。ぜひ復刊をお願いします。

2017/11/15