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復刊投票コメント一覧
修理屋
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学生時代(20年前)に、この小説の元になっている帝政ロシアの有名な反ユダヤ事件「ベイリス事件」について調査しました。当時も既に、この小説の日本語訳は入手できず、洋書で読んでいる時間的余裕はなく、結局読まずじまいでした。
「ベイリス事件」とは、アンドレイ・ユシチンスキーというロシア人少年がある日殺害され、犯人としてユダヤ人のベイリスが起訴された事件です。裁判では検察によってユダヤ教の儀式殺人が公然と主張されました。中世ヨーロッパ、特にドイツで、ユダヤ教の儀式のためにユダヤ人がキリスト教徒を殺害して血を採っていると主張され、これを理由に中世ではユダヤ人迫害が頻発しましたが、当然、迷信で誤解でした。中世ならともかく、事件は1913年のことで、あまりに無茶苦茶な起訴理由であり、国外はもちろんロシア国内でも抗議の声が上がりました。事件の経過や裁判結果はネタバレになるので書きませんが、非常に興味深い経過を辿るのです。今年は、この事件の百周年に当たるので、海外でもベイリス事件に関する書物、研究書が出る予定です。是非とも今年、復刊して欲しいです。
2013/02/10
学生時代(20年前)に、この小説の元になっている帝政ロシアの有名な反ユダヤ事件「ベイリス事件」について調査しました。当時も既に、この小説の日本語訳は入手できず、洋書で読んでいる時間的余裕はなく、結局読まずじまいでした。
「ベイリス事件」とは、アンドレイ・ユシチンスキーというロシア人少年がある日殺害され、犯人としてユダヤ人のベイリスが起訴された事件です。裁判では検察によってユダヤ教の儀式殺人が公然と主張されました。中世ヨーロッパ、特にドイツで、ユダヤ教の儀式のためにユダヤ人がキリスト教徒を殺害して血を採っていると主張され、これを理由に中世ではユダヤ人迫害が頻発しましたが、当然、迷信で誤解でした。中世ならともかく、事件は1913年のことで、あまりに無茶苦茶な起訴理由であり、国外はもちろんロシア国内でも抗議の声が上がりました。事件の経過や裁判結果はネタバレになるので書きませんが、非常に興味深い経過を辿るのです。今年は、この事件の百周年に当たるので、海外でもベイリス事件に関する書物、研究書が出る予定です。是非とも今年、復刊して欲しいです。
2013/02/10
ドゥルーズの著作『スピノザ―実践の哲学』冒頭に引用されており、最初はユダヤ人との関連で触れたのだろうと軽く考えていたのですが、のちに反ユダヤ社会を考察する上で大変重要な作品であると知り、是非とも読みたくなりました。一刻も早い復刊を期待します。
2011/02/24
ドゥルーズの著作『スピノザ―実践の哲学』冒頭に引用されており、最初はユダヤ人との関連で触れたのだろうと軽く考えていたのですが、のちに反ユダヤ社会を考察する上で大変重要な作品であると知り、是非とも読みたくなりました。一刻も早い復刊を期待します。
2011/02/24