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ワーグナー全集5巻

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2002年に名著普及刊行会(だと思う)より、復刻版が出たが、如何せん高価過ぎて一般読者の手元には届かず、「普及」どころではない。元来、ワグナーの劇は音楽分野にのみならず、美術、文学をも含めた総合芸術であり、英米流のシェイクスピアを中心としたドラマツルギーとは元々、相容れないところがあった。それが、今日では文学的な観点から劇として見直す機運が高まっている。ワグナー作品をオペラの台本として受容するだけでなく、19世紀ドイツ「文学」の代表作品としても鑑賞する時期に来ているのだ。そのためにも、信頼できる纏まった全集が欲しい。ワグナーを「文学」としても楽しむために是非、復刊を!

2008/08/17