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一万一千本の鞭

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この小説を二見書房の単行本で読んだのは、感受性豊かな高校生の時だった。当時の高校生は、沼正三の「家畜人ヤプー」やマルキ・ド・サドの著作などは普通に読んでいたので、特別な事ではなかった。あくまでも、シュルレアリスム小説の先駆けとして味わった。大学に上がって駒場での理系クラスの講義で、当時、西洋文化史の教官だった故・木村尚三郎先生が、理系の奴らじゃどうせ何の事かわからんだろうとからかって、「フランス語でコンとはどういう意味?」と質問した時があった。「お○○○のことです」と叫んでやろうかと、その時私は思ったが自制した。

2006/05/04