メンテナンス中はサイトにアクセスできなくなりますのでご注意ください。
TATUTAさんの公開ページ レビュー一覧
レビュー
小野不由美「ゴーストハントシリーズ」
完結の第7巻「扉を開けて」。
さる地方都市で突然に湖をダイバーを使って
調査を開始し始めたナルとリン。
調査待機中に、付近の廃校となった小学校で起きた
山津波による遠足の大惨事から続く、
校舎での怪奇現象についての、町役場からの調査依頼。
学校に残る生への未練と呪縛との、
常連メンバーとの闘いは、やがてナルの存在の解明という、
物語最大の大団円に繋がってゆく。
ヒロインである谷山麻衣は、明るく能天気に、
次第にサイキック能力を開花してゆき、
遂には固く閉ざされていたナルの心も雪融けさせてゆく。
思いっきり少女漫画チックな結末が、むしろ微笑ましい限り。
2011/11/26
小野不由美「ゴーストハントシリーズ」
完結の第7巻「扉を開けて」。
さる地方都市で突然に湖をダイバーを使って
調査を開始し始めたナルとリン。
調査待機中に、付近の廃校となった小学校で起きた
山津波による遠足の大惨事から続く、
校舎での怪奇現象についての、町役場からの調査依頼。
学校に残る生への未練と呪縛との、
常連メンバーとの闘いは、やがてナルの存在の解明という、
物語最大の大団円に繋がってゆく。
ヒロインである谷山麻衣は、明るく能天気に、
次第にサイキック能力を開花してゆき、
遂には固く閉ざされていたナルの心も雪融けさせてゆく。
思いっきり少女漫画チックな結末が、むしろ微笑ましい限り。
2011/11/26
連作第6編目のリライト、だんだん興が乗ってきた。
今回はナルちゃんが沈没、坊さんが大活躍。
加えて、綾子も初の貢献。
最後は主役ナルくんが締めて、めでたし、めでたし。
起承転結の起伏が豊かで、資料を駆使した洞察も深く、
謎解きが連続するミステリーとして楽しめる。
結末には、もうちょっと人間くさい
謎解きの答えも欲しかったが。
2011/10/01
懐かしいウルトラマン。
子供の頃は怪獣のことばかり考えていた。
体重や身長をメモにまとめていた。
今も読めば、当時のドキドキが胸に灯る。
どうしてこんなに日本中が怪獣だらけなんだろうとか、
登場人物たちも家族たちがあっけなく死んじゃうなとも思うけれど。
本書は漫画家インタビューや、テレビ番組写真もお楽しみ。
2011/09/09
主人公の少女「鷹野翔子」そのきっぷたるや颯爽たるもの。
ナイフやソフトボールをアンダースローで投げる姿の雄々しさ。
愚連隊少年のようでいながら、母娘二代で日陰で義を通す娘心。
戦後の混乱期から、赤坂芸者へと生き抜いてゆくヒロインに、
読者は思わず心からの応援歌を贈ること間違いなし。
カラー満載の祝復刊!
2011/08/16
鮮血の迷宮
小野不由美先生の「ゴーストハント」シリーズも第五弾。今回は今まで最大かつ初のスプラッターホラー。ドラキュラ伯爵ことブラド・ツェペシュをイメージした残虐な殺戮の法悦劇が、ヒロイン麻衣の夢の中でリアルな恐怖感でビジュアル化する。シリーズも巻数が進むにつれて、次第に恐怖と迫力が増してきている印象。小説の展開は恐怖屋敷の度重なる増築の建築測量による謎の解明という心霊小説にはなかなかない理系的展開が、また興味深い。おなじみとなった登場人物たちの中でも、リンと真砂子の実像がすこしづつ明らかになってゆくのも、シリーズ読者には楽しい信仰。この分なら最終巻ではナルちゃんの正体も明らかになるのかな?
2011/07/21
鮮血の迷宮
小野不由美先生の「ゴーストハント」シリーズも第五弾。今回は今まで最大かつ初のスプラッターホラー。ドラキュラ伯爵ことブラド・ツェペシュをイメージした残虐な殺戮の法悦劇が、ヒロイン麻衣の夢の中でリアルな恐怖感でビジュアル化する。シリーズも巻数が進むにつれて、次第に恐怖と迫力が増してきている印象。小説の展開は恐怖屋敷の度重なる増築の建築測量による謎の解明という心霊小説にはなかなかない理系的展開が、また興味深い。おなじみとなった登場人物たちの中でも、リンと真砂子の実像がすこしづつ明らかになってゆくのも、シリーズ読者には楽しい信仰。この分なら最終巻ではナルちゃんの正体も明らかになるのかな?
2011/07/21
A4判ハードカバー+一部カラーの豪華版である。
しかし手塚治虫先生の代表作である
「火の鳥」は雑誌サイズでこそ、読むにふさわしい大作である。
このサイズで読めることが喜びである。
邪馬台国、熊襲、高天原族と
古事記の世界を舞台に繰り広げられる、
永遠の生命の物語が、今、復活したのだ。
2011/07/19
緑陵高校に蔓延するヲリキリ様という儀式。
しかし、それは名前を変えたコックリさんであった。
締め付けの厳しい学校に対する学生たちの不満が、
無意識に操られて、体制側の呪殺に繋がってゆく。
学校中から呼び出された、地下の墳墓から来た霊魂たちと、
彼らを食い合いさせてエネルギーを成長させる蠱毒の仕掛け。
蠱毒の完成という最悪の結末の解決方法は、
蠱毒の向けられた相手の抹殺か、蠱毒を向けた全校生徒の全滅か。
負の葛藤に悩む霊能者チームの面々が出した結論とは?
このゴーストハントシリーズの基軸は、大人vs子供である。
見えない物を信じることのできなくなった大人たちと、
見えない物を感じる力を持つ子供たちと霊能者たちの
価値観の衝突が描かれている。
双方の矛盾を相克できるのは、最後はヒロイン麻衣の
愛と情熱で壁をぶち抜くエネルギーなのである。
2011/07/14
緑陵高校に蔓延するヲリキリ様という儀式。
しかし、それは名前を変えたコックリさんであった。
締め付けの厳しい学校に対する学生たちの不満が、
無意識に操られて、体制側の呪殺に繋がってゆく。
学校中から呼び出された、地下の墳墓から来た霊魂たちと、
彼らを食い合いさせてエネルギーを成長させる蠱毒の仕掛け。
蠱毒の完成という最悪の結末の解決方法は、
蠱毒の向けられた相手の抹殺か、蠱毒を向けた全校生徒の全滅か。
負の葛藤に悩む霊能者チームの面々が出した結論とは?
このゴーストハントシリーズの基軸は、大人vs子供である。
見えない物を信じることのできなくなった大人たちと、
見えない物を感じる力を持つ子供たちと霊能者たちの
価値観の衝突が描かれている。
双方の矛盾を相克できるのは、最後はヒロイン麻衣の
愛と情熱で壁をぶち抜くエネルギーなのである。
2011/07/14
さる女子高で巻き起こる怪異の数々。
連続して持ち込まれる相談に、遂に腰を上げるナル。
ユリゲラーの影響で自らの隠された能力を知った
ゲラリストたちの、その後の惨状。
星霜を経て、再び巻き起こる悲劇。
人は自らにない能力理解できず、信じない。
人は自らに見える世界でないと、真実と認めない。
超能力とそれを使った呪詛を断ち切るために、
麻衣の自覚しなかった能力が見出される今回。
でも本作は結末を読む前に、何となく犯人は予感できた。
意図的に隠されていたキャラだから。
人間の業と、それに押し潰れされる弱さをほろ苦く読める作品だった。
2011/07/09
さる女子高で巻き起こる怪異の数々。
連続して持ち込まれる相談に、遂に腰を上げるナル。
ユリゲラーの影響で自らの隠された能力を知った
ゲラリストたちの、その後の惨状。
星霜を経て、再び巻き起こる悲劇。
人は自らにない能力理解できず、信じない。
人は自らに見える世界でないと、真実と認めない。
超能力とそれを使った呪詛を断ち切るために、
麻衣の自覚しなかった能力が見出される今回。
でも本作は結末を読む前に、何となく犯人は予感できた。
意図的に隠されていたキャラだから。
人間の業と、それに押し潰れされる弱さをほろ苦く読める作品だった。
2011/07/09
小野不由美先生「ゴーストハント」シリーズ
がリライトされて発売した第一巻。
旧校舎取り壊し工事中に何度も死傷事故が起こることで、
悪霊が住み着いているのではないかと
疑われている学校に馳せ参じた霊能力者たちと、
その事件に巻き込まれた女子学生の物語。
読み始めた当初は、少女小説っぽいなと思ったが、
読み進めるうちにハマってきた。
小野不由美先生の作品は「十二国記」もそうなのだが、
最初は未熟で熱意にも欠けたヒロインが
事件や試練に関わるうちに、何時の間にか成長を遂げて、
女神のような存在に至る。
今回のヒロインである麻衣も、
最初は唯の傍観者であり、第三者であったのが、
やがては事件そのものに深く関わり、
一座の母たる存在となるのだ。
そういう意味で、この作品展は様々な検証や、
どんでん返しが用意されたジュブナイル小説である。
2011/07/05
小野不由美先生「ゴーストハント」シリーズ
がリライトされて発売した第一巻。
旧校舎取り壊し工事中に何度も死傷事故が起こることで、
悪霊が住み着いているのではないかと
疑われている学校に馳せ参じた霊能力者たちと、
その事件に巻き込まれた女子学生の物語。
読み始めた当初は、少女小説っぽいなと思ったが、
読み進めるうちにハマってきた。
小野不由美先生の作品は「十二国記」もそうなのだが、
最初は未熟で熱意にも欠けたヒロインが
事件や試練に関わるうちに、何時の間にか成長を遂げて、
女神のような存在に至る。
今回のヒロインである麻衣も、
最初は唯の傍観者であり、第三者であったのが、
やがては事件そのものに深く関わり、
一座の母たる存在となるのだ。
そういう意味で、この作品展は様々な検証や、
どんでん返しが用意されたジュブナイル小説である。
2011/07/05
小野不由美先生ゴーストハントシリーズ第二弾。
今回は洋館で人形ミニーに魅入られた
少女礼美を襲う悪霊たちのポルターガイストが、
恐怖と迫力で語られる。
第一作以上の臨場感と、肉体感を伴った霊魂の登場に、
格段のスリルに手に汗を握ることになる。
最期は子を想う親心にフェイドアウトするエンディングに、
ドキドキ読書感がやや癒される。
愛は満たされずに彷徨うことによって、
ねじれて攻撃性を孕んでしまう。
登場人物たちは第一作と同じメンバーたち。
物語を読み慣れるにつけ、
顔なじみの親愛感みたいな一体感が、
こちらにもだんだんと湧いてくる。
2011/07/05
小野不由美先生ゴーストハントシリーズ第二弾。
今回は洋館で人形ミニーに魅入られた
少女礼美を襲う悪霊たちのポルターガイストが、
恐怖と迫力で語られる。
第一作以上の臨場感と、肉体感を伴った霊魂の登場に、
格段のスリルに手に汗を握ることになる。
最期は子を想う親心にフェイドアウトするエンディングに、
ドキドキ読書感がやや癒される。
愛は満たされずに彷徨うことによって、
ねじれて攻撃性を孕んでしまう。
登場人物たちは第一作と同じメンバーたち。
物語を読み慣れるにつけ、
顔なじみの親愛感みたいな一体感が、
こちらにもだんだんと湧いてくる。
2011/07/05