クレンドラーさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧

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復刊リクエスト投票

専門書
ポール・ヴィリリオ
36票

「映画と戦争」「速度と政治」がちくまから復刊されました。
ヴィリリオの本は好調に翻訳が続いており、読者は確実に広がっ
ていると思われます。

しかし、この本が欠けていてはどうしようもないのです。ちくま
から復刊された上記2册に併置されるべき、3つのピースのひと
つがこの書物であると、私は思います。

LICと呼ばれる小規模な戦争が日常と化しつつある現在の世界で、
戦争と、その不在としての平和について述べたこの書物は、真剣
に必要とされているのではないでしょうか。
ヴィリリオ自身や思想業界の文脈から離れても、9.11やアフガニ
スタン、そしてイラク戦争という「戦争の世紀」に突入した社会
においては、それなりの需要が見込めるのではないでしょうか。

2003/06/25

専門書
シュミット
110票

昔、友人の所有する本を読ませてもらい、衝撃を受けました。
これほど有名な書物が絶版とはにわかに信じがたいですが、現実
なのだから仕方ありません。投票させていただきます。

今、雨後の筍のように9.11やイラク戦争の「便乗本」が多数出版
されています。こうした「危機」に便乗するのも割り切れないも
のがありますが、しかし今だからこそ需要は確実にあるでしょう
し、また「便乗」とはいえ切実に必要とされているのではないで
しょうか・・・批判するにしろ肯定するにしろ、現物がなければ
それを検証することも不可能なのです。

今こそ。

2003/06/25

ついに、「メタルギア・ソリッド」の3作目、「スネーク・イー
ター」が発表され、メタルギアは再び「ホット」な状態に入った
といえるでしょう。

「2」の発売によって開拓された新規ユーザを含めた、「3」待
ちユーザの数は相当なものと思われます。需要は確実にあり、さ
らにその続編である「3」の宣伝展開と連動させうることを考慮
するならば、今から「3」発売までの期間はまさにベストです。

ポリゴンデモでは表現しきれなかった、キャラクターの細やかな
しぐさが書かれた、台詞外のト書き部分には、小島秀夫さんがイ
メージした豊かな、時に笑え、時に切ない、様々な感情が込めら
れています。メタルギアという作品を理解する上では、技術的な
ツールに特化した「2」のメイキング本よりも、この「1」のシ
ナリオ集のほうが豊かで、有用な書物であることは否定しがたい
事実ではないでしょうか。

これは遺すべき本です。

2003/06/25

文芸書
ジェームズ・G・バラード
42票

「殺す」「コカイン・ナイト」「スーパー・カンヌ」と、ここ数
年、バラード翻訳は順調といってもよいペースで行われていま
す。あの批評集「ユーザーズ・ガイド・トゥ・ザ・ミレニアム」
もついに翻訳され、バラードの新たな「ユーザー」が開拓されて
いることは確かでしょう。需要はあります。

しかし過去をひるがえっては、「クラッシュ」を出したペヨトル
は絶版、創元の文庫のいくつかも危機的状況。ハイ・ライズも絶
版。まともに手に入りそうなのは「太陽の帝国」だけ・・・。ス
ピルバーグに感謝しなくてはならないくらい、お寒い状況です。
これでは新規ユーザも次が続きません。

かくいう私も「クラッシュ」からの新規バラード「ユーザー」、
テクノロジー3部作のまん中であるこの本の存在を知ったときに
はすでに手後れでした。

ここ数年のバラード翻訳の波にのって、ひとつ幸福な復刊をよろ
しくお願いいたします。

2003/06/25