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喜ばしき知恵(河出文庫 ニ1-1)

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ニーチェ入門に

何からニーチェに入るかは人それぞれですが、後期ニーチェ思想は始まりであり主著『ツァラトゥストラ』とも関連が深い『喜ばしき知恵』が一番かもしれません。
内容も(回復期だったせいか)伸び伸びとしておりアフォリズム(断章)ですのでどこから読んでもいい。125番の「神の死」がそれ以外のアフォリズムも面白う。
さて本作はちくま学芸文庫・信太訳『悦ばしき知識』や講談社学術文庫・森訳『愉しい学問』などがありますが、河出文庫・村井訳は訳注がほとんどなく本文を読むだけで内容がこなれておりお勧めです。

2025/08/04