レビュー一覧
カール・ヤスパースと実存哲学
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ヤスパース哲学の魅力は様々でしょうが、一つ特長を挙げるなら「交わり」の概念に代表されるように常に外部に開かれていることでしょう。
それはヤスパースの序文で二人の仕事ぶりを賞賛しつつも「一つの骨格に還元されてしまったことを残念に思う」と書きつつも「読者が私の著作に接近しやすく」と受け容れていることからも理解できるでしょう。
本作で取り扱われているのは前期ヤスパース哲学の『哲学』と関連する『理性と実存』『実存哲学』までです。しかしヤスパース哲学を支障はないでしょう。また佐藤氏をはじめとした訳者の仕事ぶりも素晴らしく大著『哲学』に挑む際、参考になるはずです。
なお解説によればデュフレンヌ、リクールともに後にヤスパースから離れていきますが、ヤスパースの基盤をしっかり受け継いだということです。どうか開かれたそして重厚なヤスパース哲学を堪能して下さい。
2025/12/29
ヤスパース哲学の魅力は様々でしょうが、一つ特長を挙げるなら「交わり」の概念に代表されるように常に外部に開かれていることでしょう。
それはヤスパースの序文で二人の仕事ぶりを賞賛しつつも「一つの骨格に還元されてしまったことを残念に思う」と書きつつも「読者が私の著作に接近しやすく」と受け容れていることからも理解できるでしょう。
本作で取り扱われているのは前期ヤスパース哲学の『哲学』と関連する『理性と実存』『実存哲学』までです。しかしヤスパース哲学を支障はないでしょう。また佐藤氏をはじめとした訳者の仕事ぶりも素晴らしく大著『哲学』に挑む際、参考になるはずです。
なお解説によればデュフレンヌ、リクールともに後にヤスパースから離れていきますが、ヤスパースの基盤をしっかり受け継いだということです。どうか開かれたそして重厚なヤスパース哲学を堪能して下さい。
2025/12/29