レビュー一覧
火の鳥2772 愛のコスモゾーン [カラー完全版]
全4件
手塚治虫先生の火の鳥は当然読んだ事がありましたが、御厨さと美先生の火の鳥2772は、今まで読んだ事が無く、劇場版アニメも見た事がありませんでした。今回、10月からオリジナル版の火の鳥が発売される事から先に御厨先生の火の鳥も読んでみようと思い購入しました。読んでみるとスケールが大きく、アメコミと手塚作品が融合した様な画風でストーリーも面白く一気に最後まで読んでしまいました。キャラクターデザインは、ゴドーやオルガ、ロックは、手塚先生のデザインよりも御厨先生のデザインの方がしっくりくる感じでした。ブラックジャックには違和感がありましたが、セリフや行動からブラックジャックらしさは出ていたと思います。火の鳥は怪物的で、必要悪という様な迫力がありました。ストーリーはアニメ版からカットされた部分もある様なので、劇場版アニメもDVDで見てみたいと思いました。本書にDVDやシナリオ等、火の鳥2772愛のコスモゾーンの全てをセットにした[DVD・シナリオ同梱完全版]を発売して頂きたい位です。又は御厨先生による新規作画の追加コミカライズか続編、スピンオフ作品等を読める日が来ないかと思ってしまいました。いずれにしても火の鳥の面白さを十分兼ね備えた作品でしたので楽しく読めました。今月から発売されるオリジナル版も毎月楽しみにして期待して待ちたいと思います。
2020/10/08
手塚治虫先生の火の鳥は当然読んだ事がありましたが、御厨さと美先生の火の鳥2772は、今まで読んだ事が無く、劇場版アニメも見た事がありませんでした。今回、10月からオリジナル版の火の鳥が発売される事から先に御厨先生の火の鳥も読んでみようと思い購入しました。読んでみるとスケールが大きく、アメコミと手塚作品が融合した様な画風でストーリーも面白く一気に最後まで読んでしまいました。キャラクターデザインは、ゴドーやオルガ、ロックは、手塚先生のデザインよりも御厨先生のデザインの方がしっくりくる感じでした。ブラックジャックには違和感がありましたが、セリフや行動からブラックジャックらしさは出ていたと思います。火の鳥は怪物的で、必要悪という様な迫力がありました。ストーリーはアニメ版からカットされた部分もある様なので、劇場版アニメもDVDで見てみたいと思いました。本書にDVDやシナリオ等、火の鳥2772愛のコスモゾーンの全てをセットにした[DVD・シナリオ同梱完全版]を発売して頂きたい位です。又は御厨先生による新規作画の追加コミカライズか続編、スピンオフ作品等を読める日が来ないかと思ってしまいました。いずれにしても火の鳥の面白さを十分兼ね備えた作品でしたので楽しく読めました。今月から発売されるオリジナル版も毎月楽しみにして期待して待ちたいと思います。
2020/10/08
『火の鳥』で唯一のアニメーション映画が、手塚治虫自身が陣頭指揮をとって創った『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』である。その映画をコミカライズしたものが、発表から40年を経て復刊されたのが本書である。しかも、発表当時のカラーページまで復刻された完全版である。
原作はもちろん手塚治虫だが、作画は手塚自身でなく、映画のスタッフでもあった御厨さと美というのが、他の『火の鳥』特にオリジナルのマンガとはかなり趣を異にしている。ストーリーは映画を踏襲しているが、細かなところは異なっている。そのあたりの事情は本書に収められている作者のインタビューで語られている。
映画自体が、手塚自身が陣頭指揮をとっていたにも関わらずいわゆる手塚マンガらしいタッチではなく、火の鳥の描かれ方もとてもオリジナルのようには見えなかったので、結局公開当時には観に行かなかった覚えがあるが、このコミカライズはそのタッチともまた異なる御厨マンガそのままになっているのが、今になればとても斬新に見えて面白かった。
作者の御厨さと美は、1970年代にアメコミ風のタッチのマンガをいくつか手がけた人だが、私はそれよりも小学館の学年雑誌『小学六年生』で読者コーナーのようなページを担当していたみくちゃんとしての覚えの方が強いので、その時とこのマンガとのギャップに驚きつつ楽しめた。映画ではメカニカルなどの設定を担当した御厨だということだが、そんな人にコミカライズを任せた手塚治虫は、どこまでいっても劇画と名づけられるようなマンガにコンプレックスというか対抗心を持っていたということではなかったのかと想像してしまう。手塚マンガでおなじみのロックや猿田、ブラックジャックが御厨タッチで登場するのは、なんだか妙な感じだったけれど。
まあ、ともかくこんな『火の鳥』もあったのだ。という資料的価値としてもこの1冊はいろいろと面白い。なんだかんだで楽しめたし、「火の鳥』にこだわらずに見れば御厨さと美の作品としても十分に楽しめたように思う。
2020/07/12
『火の鳥』で唯一のアニメーション映画が、手塚治虫自身が陣頭指揮をとって創った『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』である。その映画をコミカライズしたものが、発表から40年を経て復刊されたのが本書である。しかも、発表当時のカラーページまで復刻された完全版である。
原作はもちろん手塚治虫だが、作画は手塚自身でなく、映画のスタッフでもあった御厨さと美というのが、他の『火の鳥』特にオリジナルのマンガとはかなり趣を異にしている。ストーリーは映画を踏襲しているが、細かなところは異なっている。そのあたりの事情は本書に収められている作者のインタビューで語られている。
映画自体が、手塚自身が陣頭指揮をとっていたにも関わらずいわゆる手塚マンガらしいタッチではなく、火の鳥の描かれ方もとてもオリジナルのようには見えなかったので、結局公開当時には観に行かなかった覚えがあるが、このコミカライズはそのタッチともまた異なる御厨マンガそのままになっているのが、今になればとても斬新に見えて面白かった。
作者の御厨さと美は、1970年代にアメコミ風のタッチのマンガをいくつか手がけた人だが、私はそれよりも小学館の学年雑誌『小学六年生』で読者コーナーのようなページを担当していたみくちゃんとしての覚えの方が強いので、その時とこのマンガとのギャップに驚きつつ楽しめた。映画ではメカニカルなどの設定を担当した御厨だということだが、そんな人にコミカライズを任せた手塚治虫は、どこまでいっても劇画と名づけられるようなマンガにコンプレックスというか対抗心を持っていたということではなかったのかと想像してしまう。手塚マンガでおなじみのロックや猿田、ブラックジャックが御厨タッチで登場するのは、なんだか妙な感じだったけれど。
まあ、ともかくこんな『火の鳥』もあったのだ。という資料的価値としてもこの1冊はいろいろと面白い。なんだかんだで楽しめたし、「火の鳥』にこだわらずに見れば御厨さと美の作品としても十分に楽しめたように思う。
2020/07/12
抽選に当選し、御厨先生のサインをいただきました。ありがとうございました。連載時の「マンガ少年」も、押し入れのどこかにあるはずです。誰かに自慢したいのですが、とにかく、家宝にします。
2020/02/19
抽選に当選し、御厨先生のサインをいただきました。ありがとうございました。連載時の「マンガ少年」も、押し入れのどこかにあるはずです。誰かに自慢したいのですが、とにかく、家宝にします。
2020/02/19