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新装版 川辺の風景

朴泰遠 著 / 牧瀬暁子 訳

新装版 川辺の風景

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著者 朴泰遠 著 / 牧瀬暁子 訳
出版社 作品社
判型 四六判
頁数 440 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784867931295

商品内容

植民地朝鮮・ソウルの下町、清渓川の川辺に生きる市井の人々を活写する、全五十章の壮大なパノラマ。精緻な描写で庶民の哀歓を綴った韓国近代文学の金字塔、待望の新装復刊!

『川辺の風景』は小説家・朴泰遠の代表作。ソウルの中心部、朝鮮人庶民の住む地域、清渓川の川辺を舞台に、庶民の哀歓を生き生きと描いた。川中の洗濯場での女たちの噂話に始まり、噂された者が次の章の登場人物となり、またその人物が目撃し、噂し、あるいは関係する人物が次の章で描かれる。特定の主人公はいないが、登場人物はすべて川辺に住む庶民たちである。『川辺の風景』は南北分断後、韓国では「越北作家」の作品として読まれる機会がなかったが、88年の解禁後キップンセム社から出版され、再評価が進んだ。 
05年には本書の舞台となった清渓川の復元が完成し、改めて注目される。朝鮮文学の白眉であり、キョンアリ(ソウルっ子)派作家の金字塔として、ながく読みつがれるべき作品である。

▼著者プロフィール
朴泰遠(パク テウォン)
1910年、朝鮮京城(ソウル)生まれ。30年デビュー。日本留学後、モダニスト作家として注目を集めた。韓国近現代文学の水準を最高に高めた作家の一人。45年の解放後は左翼系列の朝鮮文学家同盟に参加、朝鮮戦争のさなか50年に北に渡る。86年、北朝鮮で没。邦訳された小説作品に「距離」「五月の薫風」「崔老人伝抄録」「春甫」が、評論に『金若山と義烈団』がある。

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