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大乗仏典 1 般若部経典 金剛般若経・善勇猛般若経

長尾雅人 戸崎宏正 訳

1,760円(税込)

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大乗仏典
著者 長尾雅人 戸崎宏正 訳
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784122038639

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読後レビュー

全1件

  • 般若経の入口と出口

    どちらも般若経の後期に成立したされます。
    『金剛般若経』はその中でも初期に成立し、「空」と言葉を使わず空観を説いており禅宗で重用されています。
    いっぽうの『善勇猛般若経』は後期の後期に成立しました。
    どちらも多くの逆説が説かれており、私たちの固定観念を揺さぶります。これらは混乱を呼ぶのではなく絶対的な自由(涅槃)の探求です。
    成立順から考えてもそれぞれ般若経の入口・出口と呼んで過言ではないでしょう。涅槃への旅程に幸あらんことを。 (2023/06/26)

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復刊投稿時のコメント

全2件

  • 1と9から11巻が大型書店でも見かけないので復刊を望みます。 (2023/10/20)
    GOOD!0
  • 大学紛争中のテレビで、サルトル『存在と無』を翻訳した東大仏文の教師たちと、十七八の少年の対決を見た。少年はサルトルの思想と仏教の唯識の関連を質問したが、翻訳者たちはあるいはぎょっとし、あるいは顔をしかめ、まともに答えられなかった。その後、その少年がどうしたか知りたくもあるが、ともかくその反省は京大系の仏教学者から出てきたように思う。かれらがサンスクリット語から『大乗仏典』の翻訳を出し始め、その水準の高さは目を見晴るものがあった。あれをきっかけに勉強を始めた若い僧職の人たちがあったと思う。ぼくの父の葬式を取り仕切ってくれた僧もそういう人で、かれはブッダは葬式を祝われたのであるから、自身も葬儀は行わないと、ぼくらに墨書の丁寧な詫び状を死後送って来られた。後に、かれの寺へ行ってみた。荒れ放題、無縁仏だらけの貧しいお寺であった。
    サルトルについて言えば、無と訳されているフランス語はサルトルの造語で、neant 「無化する」の進行形、これはほぼそのまま中国で空(くう)と訳したサンスクリット語にあたる。 (2012/03/11)
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