“宝”ものは、お金じゃない。人生、そのものだ。
かわいいキャシーに釘付け。

東映動画（現・東映アニメーション）長編アニメ映画の4大傑作『太陽の王子ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』『どうぶつ宝島』『わんぱく王子の大蛇退治』に、石ノ森章太郎作の「空飛ぶゆうれい船」を加えた5作品のオール・セル画による唯一無二の絵本が、奇跡の復刻！
全作品が、宮崎駿、森康二、大塚康生、小田部羊一、高畑勲らの手によるもので、これぞ“日本アニメ史上の最高傑作”と呼ぶにふさわしいシリーズ。
発売は1965年から1971年、映画とほぼ同時期に発売されたが、現在までほとんど市場には出回らず、長くコレクターズ・アイテムになっていた超激レア商品です。
これまでは「全5巻セット」のみでのお取扱いでしたが、このたび単品でもご購入いただけるようになりました。

▼『どうぶつ宝島』
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの海洋冒険物語の古典的名作「宝島」。
この名作を、自由自在に料理して、子供らしい夢と冒険に満ちた楽しいアニメーション映画にした東映動画創立20周年記念作品。
登場人物が3人を除き全て動物、宝探しにいくのがジムだけ、ヒロインの追加など、大幅に脚色されており、動物のキャラと人間のキャラがまったく同次元で大活躍するという作品に仕上がっている。
作画監督の森康二は、得意とする愛らしい動物キャラと宮崎駿の美少女の原型と言われるキャシーを描き、宮崎駿は「長靴をはいた猫」を彷彿とさせるハラハラドキドキのアイデア満載の追いかけっこシーンを一手に担当した。

▼ストーリー
港町の古びた旅館ペンボー亭にやってきたネコ船員の残したものは、有名なフリント船長が宝を隠した宝島の一枚の地図だった。

宝島の地図を手に入れたジム少年はねずみのグランと一緒に、パイオニア号に乗り込んで、宝島へと船出するが、途中海賊ポークソテー号に襲われ、拾い上げられる…。
果たしてジムたちは宝物を見つけることができるのか。

▼収録作品イメージ：（画像はクリックで拡大します）
◆「どうぶつ宝島」　原作：ロバート・L・スチーブンスン、文：いいじま・たかし
作画監督：森康二、アイデア構成：宮崎駿、原画：小田部羊一 他、演出：池田宏
※映画製作時のクレジットです。
(c)東映・東映アニメーション