単純に明るいものだけでなく、想像力の逞しさから発生する闇もまた子供の世界にある、という事を天沢先生は表現していらっしゃるので、当時の私はリアルさを感じました。また読み返したいです。

小学生の時に読んで感動したのですが、今再びあの不思議な世界を、今度はぜひ、娘と分かち合いたいのです。復刊の日を心待ちにしています!

善と悪だけではない、古くから存在するものの力を交えた不思議な世界。冒険ファンタジーでありながら、おおどろおどろしい恐怖の雰囲気を味わうことができる。ことばや、ディティールにこめられた意味をさぐるのも面白い作品です。

ホントに不思議な世界で、引き込まれてしまいます。
図書館で読んだけど探しても見つからない本の一冊ですね。（＾＾；）

小学生の頃読んで、深く印象に残っている。
また読みたい。

「物語」のエポックメイキングであり、これがなければ今の「読書好きの自分」はいないと言っていいくらいの一冊です。
善と悪の戦い、目眩く冒険とその影に潜む闇、切なさ、別れ、戦い。全てが心をどきどきとときめかせ、夜を徹して本を読みふけることを教えてくれたのもこの一冊です。
ただもう、ひたすらにもう一度読みたくて仕方がありません。
心が震える、そういう一冊です。

天沢さんの代表作をぜひ読みたいと思いましたら、絶版でしたので、ぜひ、復刊を希望します！

小学校の図書室に「闇の中のオレンジ」があった。
友人に薦められて読んだ。完全に話の中に入ってしまった。
私の親もはまった。あわてて出ている本すべてを購入。
「光車・・・」は挿絵も含めてとても子供の本とは思えなかったが
自分もいつその世界に入ってしまうかわからないという錯覚に
心躍らせていた。
大事にしていたはずなのに、阪神大震災で家屋が半壊。
改築のドサクサでどこにまぎれたのやら出てこない。
本屋にもない・・・。
図書館で借りて読んでも自分のものでない。
さみしい