佐々木丸美さんの作品は、その作品それぞれに関連性があるのが魅力なのですが、たぶん、佐々木ワールドの中で、１番未来の時間を扱った作品。(佐々木さんの最終作品でもありますが)　登場人物の精神科医は、すごく素敵な、ものすごい人です。
ある事柄も、見方を変えれば別な解釈の仕方もある。物事には、原因があって、結果がある。
あたりまえのことなんですが、この作品を読むと、納得です。
ヒロインたちの名前。かなり、意味深です。
これも、二面性を表しているんですよね。

時代を超えて佐々木さんの作品は読み継がれていくべきものだと思うので。
店頭にないがために佐々木さんを知らずにいる人が沢山いるということは哀しいことなので。

読んでいて、すごく考えさせられる本。
言葉の中にひそむ凶器。
悪意をもって言葉をあやつれば、実際の凶器よりも人間を傷つけるように思った。
手元に置いて、何年も読みこみたい。

佐々木先生の本を本屋でおみかけしなくなり
さびしい毎日です。
いっぱい本はあるけれど今、心から読みたい本は佐々木先生の本なのです。

学校図書館で、購入していただいたのですが、
卒業し、結婚し、引越ししてしまったので、
もう、読めません。
是非また吹原さんの精神鑑定が読みたいです。

佐々木丸美さんの本を集めています。

古書・オークションでも驚くほどの高騰。読んでみたいです。絶対買います。

読みたい

雪の断章を読んだら凄く面白かった！！
今迄なんでしらなかったのか不思議です。
もっと話題になっていい作家さんだと思う。
揃えたいんですがオークションでは高値で手がでません。ぜひ復刊お願い致します。