母が小学校5年生のときに「幸福の家」を読んで今も大変強く印象に残っている作品のようで、引越しなどで手放すことをよぎなくされたそうです。どうしてもまた手にとって、今度は手放すことなく大事に読み続けたいという母の話を聞いているうちに、私自身もぜひとも読んでみたくてたまらなくなりました。今は絶版のようで、色々なところにあたって探していますがなかなか見つからず、「幸福の家」への思い入れはますます強くなるばかりです。

小学生の頃に愛読した源氏物語。
それまで読んだ西洋の名作ものとは全く異質の、源氏物語の醸し出す優雅で寂しいストーリーと挿絵に夢中になりました。
54帖のダイジェスト版ではなく、原作の持つ世界を子供向けに再構築させた本です。
しかし大人の視点で読んでも心に沁み入るそんな本です。
その後、このような源氏物語に出会えないでいます。
是非復刊してほしいです。

文章も挿絵も、現在発行されているものとは違い気品がある。
原文からのあらすじのつかみが、適格なだけでなく、子供にも読みやすいような読みやすさがある。
子供心にもとても印象に残り、さらに完訳と原文に挑戦してみたくなる面白さがある。

結婚、引っ越し等々で、当時はまたいつでも読めると思って手放した本が、実は絶版になってしまっていたと気づいたときは時すでに遅し！もう一度懐かしい『少女レベッカ』や『幸福の家』を読んでみたいです。

現状では国際子ども図書館で閲覧するしか手がないので

このシリーズ　とても大人っぽいラインアップで憧れていました。

確か、「若草物語」の訳が川端康成だったように記憶しています。
とっても綺麗な文章で、子供心にも良い本だと思いました。
復刊してくれたら手元に揃えられるのに･･･と思います。当時は子供
なので全巻揃えるなんてできなくて、お誕生日などにチマチマと
買って頂いていました。素敵なシリーズです。

図書館で見かけて、素敵な本だと思いました。
ラインナップも、大人になってから読んで、もうちょっと早く出会っていればと思うものばかり。
というわけで子供たちの目に触れる場所にこういう本が並んでいて欲しいので。

小学校の図書室に置いてあったのは、このシリーズだったと思います。文学の世界に足を踏み入れるきっかけになったものです。復刊されたら是非ほしいですね。

何もかもをもう一度読みたいです。赤毛のアンの挿絵の素晴らしさ、制服の処女の切なさ、緑の館の美しい挿絵と神秘的で胸をえぐるような悲劇、沼の家の娘のリアル性などなど当時まだ中学生だった私もかなりそのドラマティックな彼女たちの人生に驚きと共感を覚えたものです。今もあの上品な翻訳＆挿絵を忘れません。ぜひとも復刊をよろしくお願いいたします。