向田邦子さんの人となりや脚本が、最近注目されているため

彼女のファンです。
読み物だけでなくこういう書物も伝えていきたい。

とにかく面白い！殺伐としたこんな世の中にはああいうホームコメディが必要です！
向田調の問答無用に旨いシナリオです。シナリオライターを目指す人にとっても良いテキストとなることでしょう。

向田邦子さんが大好きです。今、シナリオを元にした小説本が出版されていますが、申し訳ないけど「別物」です。最初、シナリオって読みにくい物って決めつけて、買わなかったけど違っていました。向田邦子さんの言葉で読みたいです。

今一番、読みたいのは、向田邦子の脚本です。
新潮文庫から、「寺内貫太郎一家」の草稿ともいえる脚本がでています。
長く放映されていた”寺貫”の全脚本を読みたいです。

向田さんの脚本の中には、日本人が置き忘れてしまった良き時代の家族が存在しています。
それをもう一度読み返してみたい。

これは向田邦子の小説の中でもカラッと明るいので大好き！

読んでみたいなぁ・・・。

このシナリオ本は昭和49年の放送のドラマパート1の全シナリオ本だそうで、ドラマを見ていた世代には懐かしく見ていない世代にはまた新しい感覚で昭和の家庭の温かさに触れられるのではないのでしょうか。
最近この手のホームドラマがなくなってしまい寂しいかぎりです。
このシナリオを見るとぶっきらぼうな貫太郎、優しい日本の母・里子、
美人の静江、若くてかっこいい周平、かわいいお手伝いのミヨちゃん、元気なきんばあさんが克明に蘇る！のでは？

DVD発売により、全話を観ることが出来るようになりました。
今見ても、全く色褪せることのない、面白い、素晴らしいドラマでした。
これはやはり、言わずもがなですが、プロデューサーの久世さんの煌びやかな才能と、向田さんの人間を見る確かな眼に基づいた脚本、そして多彩かつ確実な演技力の役者さんたちのぶつかりあいの火花、ひっくりかえって花火のような創りだからでしょう。
特に、土台となった脚本の良さによるところ大だと思います。
死後ニ十数年を経て、今だに多く語られ、そしてファンを増やし続けている向田さん。
その向田さんの代表作とも言える「寺内貫太郎一家」。
是非ともこの機会に復刻してもらいたいです！

小説ではなくシナリオ版をぜひ読んでみたいので。
お願いします。

献立が知りたい、自分の目で見たい

今は絶滅に瀕しているような頑固オヤジの一家が、それだけ幸福に満ちた家族像なのか、多くの人に読んでもらいたいです。

向田邦子さんの本が、絶版だなんて、おかしいよ～
もっとたくさんの人に、読んで欲しいのに・・・。

先日、実家で静養していたときに、実家にある市立図書館で、この全集を借りました。
絶版になっていることも知らず、全5巻を読破。
文藝春秋や、新潮社での文庫では向田邦子の脚本が、すべて網羅できなかったので（春秋文庫では、脚本が小説化されていることによって、脚本本来の味わいが薄れているように思います）、この全集を購入したいと思っていました。絶版になっていることをこのホームページで知り、早速復刊を望みたく思いました。
私は、80年代生まれで、実のところ、向田邦子の脚本やエッセイをリアルタイムでは知りません。ＴＢＳでの向田邦子の作品は、ビデオ化や、DVD化されているものの、なかなか店頭では見つけにくく、NHKでのテレビの脚本については、テレビ局が再放送をしない限り、見ることが出来ません。テレビ開局50周年記念のようで、今年はもしかしたら、向田作品を見ることが出来るかもしれませんが・・・。
エッセイや小説については、全集が今でも手に入るのですが、彼女の本業であった脚本は絶版になっており、是非とも復刊を希望します。

僕の彼女が熱望しています。僕も次第に向田熱が上がってきました。