坂口漫画の叙情性が頂点に達した傑作集と言ってよいと思います。短編作家としての坂口尚が見つけた表現形式＝「シリーズ」
というものを最もはっきり全面に出した１２編の詩。
潮出版社の単行本は今は古書市場でも入手難ですし、漫画本は古くなると紙がやけてきます。
死後年々評価が高まってる坂口尚の漫画を、ファンたちは、もっと鮮明で質の高い印刷での復刊を望んでいます。
ぜひ後世に残していきたい作品です。

谷口ファンの方のためだけではなく、谷口漫画をまったく知らない漫画ファンの方に読む機会を提供するために、復刻を望みます。

坂口尚さんの作品を読んでみたい。
是非是非、読んでみたいです。

何故、日本という国は良い物を平気で切り捨てて、どうでもいい物を残しておくのが好きなのだろうか？そんな疑問も含めて、坂口作品の復刊を！！

傑作とは何か？漫画とは何か？世に問う、いい機会ではないでしょうか？売れ筋の駄作しか読んだことのない層に、もっと素晴らしい漫画を読んでもらいたいものです。

人間の心をこれほどきめ細かく描いた漫画は
そうあるものではない。
殺伐とした現代社会には必要な内容だ。若い
世代にはとくに読んでもらいたいものだ

最近になって坂口尚氏を知りました。あっかんべぇ一休、石の花などは新たに出版されてるみたいですが他の作品もぜひとも読んでみたいのです。

古本で買ったものを持っているのですが、絶版のままで
眠らせておくのは惜しい作品だと思います。
広く読んでもらいたいです。

諸星大二郎、星野之宣に唯一匹敵する天才。それが坂口尚．ただし悲しいかな、彼を知っている人があまりに少ない．本来、坂口作品は全集を作って、将来の人々へ残すべき物．日本の漫画が小説並に文学として研究される時に必ず避けては通れない漫画家であるから．

マンガ大国を標榜しながら、真に価値ある作品群が斯くも忘れ去られているとは、まことに嘆かれるべき状況です。魅力的な絵柄と叙情あふれる描写､その多彩な物語には、他では決して見出せない坂口氏独自の世界が広がっています｡一人でも多くの方にこの作家を知ってもらいたいと思い、一票を投じました｡

自分の人生を変えた作品です。
絵に対する探求心。マンガに対する情熱。人生に対する誠実さを教えてくれました。

これだけの良質な作品が過去のものになってしまったのは残念です。もっと、多くの人に読んでほしいです。

作者は、自分の作品に余すことなく命を注ぎ込んでこられた方です。今の時代にこそ必要とされている作品だと確信しています。

手元の「12色物語」は、かなり汚れてきたので個人的にも購入したいものです。

長編は読んだことがありますが、短編は未読です。強く勧めてくれる人がいるので、ぜひ読みたいです。

長い間手元にして楽しめる短編集です。

時には厳しい、時には優しい、人生の様々な部分を温かい視点で切り取った、忘れられない作品です。眠らせてしまうのはもったいないです。是非、是非、復刊を！

いくつもの色、いくつもの生、
けれども共通するのは
生きることのこだわり。
成功するとか挫折するとかは関係ない。
自分を生きることへのこだわり。
この漫画は、美しく、やさしく、そして
こだわっています。
復刊をお願いします。

「石の花」で坂口先生の作品にすっかり魅せられてしまったのですが、
坂口尚先生の作品は「石の花」しか読んだことないので、ぜひほかの作品も読みたいです！！
でも、書店ではなかなか手に入らないので、復刊してもらえるとうれしいです（＾＾）