復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

マニアック川柳コンテスト 八

マニアック川柳コンテスト 八
ご応募ありがとうございました!
「マニアック川柳コンテスト 八」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第1回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
いつもとは 違った楽しみ 無観客
今年は新型コロナウイルスの影響で、開幕が遅れたプロ野球。6月前半にはオープン戦ならぬ「練習試合」が行われましたが、無観客の試合中継を観て「静かで寂しいな」ではなく、
ボールがバットに当たったときの音や、選手たちの会話など、普段はなかなか聞くことの
できないいろんな音が聞けるのは貴重な機会だと。
この前向きに捉える姿勢こそが、まさにマニアの鑑。見事入選作品に選出です!
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
納豆の からしがどんどん 貯まってく
こちらは、納豆が好きで毎日のように食べているものの、
付属のからしは使わないという人による川柳。
そのまま捨てるのもなんだか悪い気がして、ついつい貯め込んでしまいますが、
「いつか何かで使うかも」の「いつか」は、結局永遠に訪れなかったりします。
そして、最後の入選作品をご紹介!
日めくりを 7枚破る 日曜日
年間カレンダーや月間カレンダーと比べると、ややマニア度が高い日めくりカレンダー。
今実際に使っている人って、意外と少ないのではないでしょうか?
1日1日の時間を大切に考えて過ごすには、やっぱり日めくりの方がいいよね、
なんて言いつつ、結局、週に6日はその存在を忘れていたりするのですね。
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10首あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆コロナ禍は 不在少なく 実は楽 (ringing01)
緊急事態宣言中も、フル稼働だった宅配ドライバー。
荷物量も増えてさぞかし大変だっただろうなぁ、という我々の考えに対し、
「いや、実は普段より効率が良かったんだよ」というのがこちらの川柳です。
言われてみれば、いつもだいたい不在票だったのが、ほとんど1回で受け取れていたかも。
◆日常で どんでん返し 期待する (矢野龍王)
小説なら、そろそろここでとんでもない展開が巻き起こるはずなんだけどな~
という、ミステリーマニアによるマニアック川柳がこちら。
現実の世界では、殺人事件も、スパイ行為も、巧妙なトリックにも
滅多に遭遇する機会はなく、ただ穏やかに時は過ぎてゆくのです。
◆感嘆符! 何が危険か わからない (よんよん)
危険箇所を警告するための道路標識には、「踏切あり」「落石注意」
「スリップ注意」など、様々な種類のものがあります。
その中で「!」のマークだけで示される標識が意味するのは「その他の危険」。
見かける頻度の少ないマニアックな標識ですが、「その他」っていったい何!?
◆絶対に 受験に出ない 授業好き (しなやかーる)
「で、これは受験とは関係ないんだけど…」から始まる、雑学のような先生のお話。
往々にしてこういうトリビア的な話の方が、面白かったりするんですよね。
中には脱線してそのまま戻ってこない先生もいらっしゃるようですが…。
◆テレワーク 向こうの部屋から 風呂が湧く (のんちゃん)
在宅勤務中に、お風呂の給湯器が発する「お風呂がわきました」。
機械のアナウンスの声が、テレビ会議の相手に聞かれてしまったという句です。
コロナの影響が生んだマニアックなシーンですが、この先の時代、
今よりもテレワークが定着したら、勤務時間中にこっそり入浴なんてこともできてしまうのか?
◆誰の服 匂いで分かる 介護職 (むたあき)
こちらは、老人介護施設で働く方からのマニアック川柳。
全員分の洋服をまとめて洗濯したあとでも、人の匂いは意外と残っていて、
誰の洋服か、かなりの高確率で判別できるのだとか。
スタッフの間で、ちょっとしたクイズ大会が始まりそう。
◆アーティスト 節目節目で 微改名 (ややこし屋)
「微改名」なので、まるごと名前を変えるのではなく、THE TUBE→TUBEとか
サンプラザ中野→サンプラザ中野くんみたいに、少しだけ改名するパターン。
中には、磯野貴理子→磯野貴理→磯野貴理子 みたいに元に戻るケースもありますが…
って、よく考えたらアーティストのカテゴリーではない方でしたね。
◆民宿で ついつい見ちゃう 額(がく)の裏 (ファンタジー)
「いわくつき」の客室には、額縁の裏側に、お札やお守りがひっそりと貼ってある…。
そんな噂話、確かに聞いたことがあります。
見ない方が安心して過ごせそうなものを、一度気になってしまったら
もう見ないでやり過ごす訳にはいかなくなってしまうんですね。
◆友人と 別れる際に 「お大事にー」 (整骨太郎)
おそらく医療系のお仕事をされている方は、こんな経験があるんでしょうね。
昨年も、他店の洋服もつい畳んでしまうというアパレル店員のマニアック川柳がありましたが、
仕事のクセが無意識にプライベートでも出てしまう瞬間は、あらゆる職業で見られそうです。
◆女子練習 テーマは男の 急所蹴り (宮のふみ)
こちらは、少林寺拳法の女子練習会での一コマを詠んだ句。
元々護身術から発達した武道なため、時には「金的蹴り」をテーマにした練習もあるんだとか。
「足を相手の股間に深く入れ、スネで蹴り上げつま先で引っ掛けて前に引く」
いやちょっと、文章を読むだけでも身体に鈍い痺れが走りそうなんですが…。
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Tポイント500ポイントをプレゼントいたします!

V-POINT 貯まる!使える!