意外にもボリュームのある一冊

世界の有名、無名を問わず建築物のミニチュアを蒐集した一冊。国別の分類が細かくなされており、意外にもボリュームのある内容。
実際に読むまでは(多分、海洋堂のミニチュアが大半なのだろうな)と思っていたが、海外の土産物屋で売られているもの等、幅広く掲載されており、各国のランドマークに対する捉え方の違いも垣間見えて楽しい。

日本模型メーカー奮闘史

戦後、国内模型メーカーが歩み、発展を遂げて今日に至るまでの歴史が読みやすくまとめられています。
ガンプラはそれだけを取り上げると本著の論旨から逸れるので、ブーム時の現象についてのみ触れられる程度だったり、専らミリタリーモデルを中心とした内容のため自動車/バイクについての記述は端折られ気味だったりとややムラはありますが、非常に読みやすいボリュームと文章で分かりやすいです。

藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 愛蔵版 3

読後レビューが、ほとんど無いということは、愛蔵版の購入者が少ないということなのだろうか。意地でも全巻のレビューを書こうと思う。この巻の異色作は、原作だけで画は別の作家という「宇宙人レポートサンプルAとB」だろう。好きなのは「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」で、小池さんがいい味を出していた。

藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 愛蔵版 2

一括送付で購入したので、注文から、ほぼ１年かかって、やっと全巻を入手できた。改めて読み直してみて、秀作ぞろいではあるが、何作か、オチが弱いのもあることに気が付いた。この巻の「定年退食」は、自分の年齢に重ねて身につまされる傑作だった。

藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 愛蔵版 1

豪華本だとは、わかっていたが、手にしてみて、これほどだとは思わなかった。「別冊」や「あとがき」なども、値段だけのことはある。この巻では、やはり「ミノタウロスの皿」が一番の傑作。

隊員服のアンヌ

前回のポインター前でのショットに、追加された隊員服バージョンを購入しました。ちょっと睨んだ表情が何とも言えません。
前回のサインは赤マジック、今回は青マジックでしたが、いずれも背景と重なって見えづらいのが難点です。せめてヘルメットの方にサインを入れてくれると良かったです。
あるいは他の方のように、金や銀等のマジックなら良かったかも。ポスターは素敵なのに残念です。

ウルトラセブン放送55周年記念 ひし美ゆり子/友利アンヌポスターVer.4

待ちに待った、ひし美さんご本人お気に入りNo.1のカットです。最高です。
クールです。
でもサインが赤インクで、ユニフォームの黒い部分と重なって文字が判別出来ないのが、ノットクール。サインはシルバーかゴールドでないと。

火星からの来訪者 知られざるレム初期作品集

レムの作品は「ソラリスの陽のもとに」以来だったが、沼田充義先生が訳者と云う事で購入しました。ところが、短編は沼田先生の弟子(?)と思われる女性で、青春詩集のみ先生でガッカリだ。ソラリスと同様な先生の印象深い対訳が読みたかった。

８巻以降は出版されないと思いますが

作者が2017年に死去されましたので、これ以降は出版されないと思います。
権利関係で難しいかもしれませんが、講談社文庫版の復刊がされると良いですね。
（当方は全巻持っております。）

待ち焦がれていました。

20年以上の歳月を経て、待ち焦がれていた、ヨコハマ買い出し紀行の画集の復刊、すごく嬉しく思います。あの、独特な空気感の世界を美麗なアートを余すところなく堪能できる作品です。作品を好きな方も、これから、その世界に触れてみようと言う方にもおすすめです。多くの方に見ていただきたいです。合わせて、コミックの方も読んでいただきたいと思います。

昭和にタイムスリップ

ポスターみてたら昭和にタイムスリップした気分になりました。

逆襲のシャア　同人誌

同人誌にも関わらずそうそうたるメンバーです。
購入して損はなし。

とてもよい

中学、高校の教科書に取り上げるべき内容。
キーポイントは、「前進過程」と「後退過程」を組み合わせる「前進後退法」。大学の数学科で学んだような指導者は自然とこのような「前進後退法」を理解し、当たり前のように使っている場合が多いため、このような「証明技法」をわざわざ明示的に教える必要性や教え方が分からないことが多い。逆に数学科で学んでいない指導者は「証明技能」を重視していないことが多い。
中学校での「三角形の合同の証明」などの単元は、合同条件を覚えて穴埋め式のおざなりな授業になりがちだが、この本で「証明」の読み方と考え方を教師も生徒も「自ら証明を発見し書き下す技術を身につける」スタイルで進められるとよいと思う。

日本プラモデル世界との激闘史

プラモデルと共に育た私にとってこの本は、私の履歴書です。

読みものとして

じっさいに演じるのは、相当な練習が必要だと思いますが、読みものとして、あーそういう仕掛けなのかとわかるだけでも楽しいです。

天球に住むことになった天使

私はキリスト教に傾倒しているわけでもなく、クリスチャンでもありませんが、（国内外問わず）人間の想像力や思考、思想に興味があります。トマス・アクィナスの〈神学大全〉で説いたとしり、その天使を解説した本だと教えていただきました。是非とも、そのあたりの経緯を読んでみたいと思います。　ネットで探していると、高値だったり、中古市場では出版されるとすぐに売り切れるという状況を目の当たりにしています。多くの方が望んでいることは、そうした流れを見ればわかりますので、通常の市場で流通していただければと思います。

物語を読む楽しさを教えてくれた本

凄く個人的に大切な本です。この本を読んで、物語というものの面白さに目覚めました。その後、色々な本を読むようになりましたが、この本を読んでなかったらそんなに読んでいたかどうか。

最初の版は悲しいことに、ある事故で失くしてしまいました。その後、講談社の青い鳥文庫で出ていることを知って、本屋に駆け込みました。書店の棚で見つけた時は胸が詰まる思いでした。もちろん購入して今も手元にあります。今でも、登場人物たちの会話や、物語を色鮮やかに思い出せます。

この度、最初の版に近い形での復刊がされるとのこと。再び多くの人に、一人の少女に起きた、エプロンのポケットから始まる小さな小さな奇跡の物語が読まれることを嬉しく思います。

凡庸

ファンならば買うべき。復刊ドットコムを見るくらいの人はそうすると思いますが。
「たとえ火の中」が好きな私の視点では、連載では作者の良さが活きにくいのかな、という感想でした。
最後に収録されている短編は、なかなか良かったです。

全巻揃いました

コデックス装豪華愛蔵版【Ultimate Edition】雑誌サイズのB5判はやはりスケールが違います。全体が見通せて、紙の色質も細かい線までクッキリ見えて感動です。初出も含め内容は言うまでもなく傑作揃いでしたが、豪華な装幀、飽きのこないデザイン、サイズ、重量感、その素晴らしさが手に取ると実感として伝わってきます。コデックス装の宿命でしょうか、背部が完成半ばに見えなくもないですが、ひとつのデザインとして見れば申し分ないです。

気になります

名著を新刊で読みたい