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著者 | 矢代まさこ(「睦月とみ」名義) |
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出版社 | サンリオ |
ジャンル | コミック・漫画 |
登録日 | 2002/04/23 |
リクエストNo. | 9176 |
リクエスト内容
昭和37年にデビューした天才少女マンガ家、矢代まさこ。彼女が「睦月とみ」名義で昭和51年に開始した連作が「蝶々シリーズ」である。発表誌は当時、第一次キティ・ブームで気を吐いていたサンリオの「リリカ」。A4変形版でオール・カラーという、信じられないようなゼイタクな雑誌であった。
「蝶々シリーズ」は蝶をモチーフとした少女怪異譚。テーマにおいても、絵画的なビジュアルにおいても、きわめて緊張度の高い、この作家の最高傑作なのではないかと思われる。
手塚治虫先生の「ユニコ」(「リリカ」連載)と同じく、「蝶々シリーズ」もどうせならオールカラーで単行本化していただきたいものです。
投票コメント
全13件
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最近、ふいに思い出して「睦月とみ」「蝶」で検索して、ここに辿りつきました。GOOD!1
同じ「リリカ」連載の「魔法世界のジュン」(作・石ノ森章太郎)もフルカラー復刻されているので、この「蝶々シリーズ」もぜひ単行本化実現して欲しいです。
「蝶々シリーズ」は全9作、その後「夢の木」という読み切り作品をはさんで「風のシリーズ」に変わりましたが、こちらは「風の館」「どこかに風待草」の2作で終わってしまいましたね。
このリクエストが、より多くの人に検索して貰えるよう以下「蝶々シリーズ」全作品名を記します。
rondo メタモフォーズ/うその鳥/空へ,むかってサンバ!/タテハの森のわたしから,/早春(はる)と姥(おんば)とちいさなおまえ/奈っちゃん株式会社としては,/メイの黄色いリボン/-はるか-/Lalaの奇蹟 (2023/02/01) -
お仲間が…お仲間がいたっ!!私もずぅ~~っっと気になってたんです!でも、作家名も忘れてて…。最近、リリカの写真(某会誌の京都国際漫画ミュージアムの記事)から、ようやくお名前が判明したので、こちらで検索かけたら…。別名義があるとは知りませんでした。本が出たら、絶対買いますっ!GOOD!1
「そんなにぼくの事…」「ええ、嫌いよっ」「違うよ。そんなにぼくの事好き?」意表をつくセリフで、いまだに覚えてます。あと、アーリア・アリのエピソードがたまらなくて…。是非もう一度読みたいっ!
ちなみに、京都国際漫画ミュージアムにリリカが収蔵されてるようですが、行ってみたら、雑誌の閲覧はしてないと言われてしまいました(T_T)是非是非、単行本化希望です~! (2008/03/28) -
「リリカ」を購読しておりました。GOOD!1
雑誌自体は引っ越しの際に破棄してしまいましたが、蝶々
シリーズだけは捨てるに惜しく感じ、全て切り取って保管
してあります。
今読んでも、読みごたえのある作品群です。
是非、単行本化して欲しいものです。 (2004/12/28) -
このシリーズ、毎月毎月大好きでした。リリカ掲載作品はどれも想い出がいっぱいなのですが、オールカラー時期が長かったため、殆ど単行本化がなされていないのが現状だと思います。GOOD!1
個人的には、樹村みのりさんの「ロージー」と伊藤愛子さんの「緑の木」も是非もう一度読みたいですね。 (2004/05/22) -
掲載されていた、サンリオのリリカという月刊誌は、超豪華な執筆陣、A4変形左開きで文字はすべて横書き(後で英訳してアメリカで発行するためとか)全ページフルカラー!!という今ではとても考えられない雑誌でした。GOOD!1
その中でも、睦月とみ(矢代まさこがこの時期一時的に改名)の蝶々シリーズは、毎回シリアスからコミカルなものまで内容が幅広く、短編ながらずっしりと読み応えがありました。
この作品に出会ったため、睦月とみのファンになってしまいました。
これまで、単行本化を待ち望んでいましたが、いまだに未刊でした。
この作品を、埋もらせておくのは本当に残念に思います。ぜひ単行本化を、それも掲載時のフルカラーでの発行を希望します。 (2003/07/13)
読後レビュー
NEWS
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2002/04/23
『連作「蝶々シリーズ」(リリカ連載、単行本未刊行)』(矢代まさこ(「睦月とみ」名義))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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t.yoshiki