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マラフレナ上、下

  • 著者:アーシュラ・K・ル・グイン
  • 出版社:サンリオ
  • ジャンル:文芸書
  • 復刊リクエスト開始日:2002/03/14
  • 復刊リクエスト番号:8417

得票数
65票

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リクエスト内容

オルシニア(「オルシニア国物語」に出てくる国)を舞台にした架空の歴史物。

『マラフレナ(上)』
マラフレナ……それは現実に存在する場所ではない。それは、想像上のヨーロッパにあるオルシニア――革命の嵐に翻弄された中世的な静謐と異教的な騒音の交錯する旧守と変化の国である。そして、イターレ・ソルデは、まるで宿命ででもあるかのように、波乱に富んだ革命の潮流に進み出ていく。まるで、名前を呼ばれた生徒が従順に立ち上がり、前へ出て行くように。彼を求める情熱的な恋人をも、専制的な父の遺産をも拒否して。虚無的なまでにラディカルな詩人エステンスカールにしても、ピエラにしても、夢の夢の夢にして、また夢の夢、夢によってつむぎ出される夢こそリアルであり、虚無が唯一の実在であるような世界の住人なのだ。「巧妙な組み立て、見事な仕上り」とバルティモア・サンに評されたル=グインの最新長篇。

『マラフレナ(下)』
マラフレナ……それは現実に存在する場所ではない。それは、場所というよりもひとつの時間――それも腐爛し衰微していく生きられた時間、それを物質と記憶に結晶化しようと試みた老練なランペドゥーサが、もしも『失われた時を求めて』を書いたとしたら生まれたにちがいない『生まれていない時を求めて』ともいえるファンタジーである。これから生じようとしている時間。それを名づけ、物語という秩序を与えること。創造主の力業を詐取するようにもみえるル=グインのこの果敢な試みは、SFの装いから無限に遠去かりながらも、近似的にSFを達成しようというパラドクサルな努力ともいえよう。「ファンタジー王国の女王」とワシントン・ポストに称されたル=グインの最新長篇。

投票コメント

高校から大学にかけて、サンリオSF文庫の「前衛」と「ロマン」、まさに「文学」的な香りにぞっこんでした。なかでも、アンナ・カヴァン、ドリス・レッシングが大好きで、今も本棚の一等席に(少し紙の変色は目立ちますが)大事においてあります。かつ、カヴァンの「氷」、レッシングの「生存者の回想」は最近再刊され、再読の喜びに震えました。 ル・グインにはさまざまな作品がありすべてが好みというわけではないのですが、「マラフレナ」は特別で、まさに私の中では、ル・グイン版「氷」「生存者の回想」です。 「マラフレナ」は女性の友達に当時に貸して、そのままになっていますので、その理由でも個人的に復刊を熱烈に要望する次第です。 (2010/05/16)

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ル・グウィンの作品は「闇の左手」、「ゲド戦記」と読んで来て、その世界観をもっと味わいたいと思った。 「闇の左手」の巻末に邦訳書リストがあり、思ったよりも多く出版、そして絶版となっていることを知ったので、それらも是非読んでみたいと思い復刊のリクエストを致します。 (2010/03/13)

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直接入力しようとしたら文字化けしてしまうので、ちゃんと反映されるか心配ですが… ただいま、遅ればせながらもアーシュラ・K・ル=グウィンの作品を読みあさっていますが、こちらの作品は入手できなくて…(汗)それで今回復活希望に一票を投じます。 どんな形でもよいので(作品を読めたらもうそれで充分です)よろしくお願いします! ★ホントは、ル=グウィンの作品(SF、FT問わず)を翻訳済み、未翻訳の作品を全集のような形でまとめてどこかで出してもらえないかなーと思っていたりします(無理かなー…)。 (2007/08/28)

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学生のころ、図書館で借りて読みました。あまりにも設定が見事で臨場感があったので、普通に欧文学作品だと思い込んでおり、SFだったとは気づきませんでした。 当時、松任谷由美のLonesomeCowboyという曲を聴きながらかなり物語りに浸って読んだことを思い出します。 是非また読み直してみたいです。 (2005/05/12)

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ある事情により「マラフレナ」を無くしてから16年以上探して来ましたが、見つけられない理由が、今日あちこちを検索してようやく分かりました。「闇の左手」でル・グウィンのファンになり、「ゲド戦記」も大好きですが、やはり図書館でも読めないので益々読みたくなりました。ル・グウィンは当時こういうジャンルが無い作品を書きたいので、SFで名前を売ってからやっと書きたい物が掛けるようになったとあとがきに書いていました。 いつまでも心に残る、美しい物語だったと記憶しています。 (2004/10/13)

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新着投票コメント

サンリオSF文庫ということもあり、古書でも高値がついています。ル=グウィンの他の作品が復刊・新たに出版などされ始めている一方で、この作品はサンリオSF文庫で1983年に出版されて以来そのまま絶版という形になっています。紙の本で読みたく思います。ル=グウィン追悼の意味もこめて、ぜひ復刊していただきたく思います。 (2018/05/23)

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ニュース

2002/03/14
『マラフレナ上、下』(アーシュラ・K・ル・グイン)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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