1 票
| 著者 | シャロン・ラニアー 著 / 井口耕二 訳 |
|---|---|
| 出版社 | 早川書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784153200166 |
| 登録日 | 2025/12/15 |
| リクエストNo. | 78470 |
リクエスト内容
21世紀、デジタル革命はどこに我々を導いていくのだろう?「バーチャルリアリティの父」と呼ばれた本書の著者は、このままでは暗澹たる未来が待っていると説く―新しいものを何一つ産まないマッシュアップが横行する文化のなか、クラウドコンピューティングの力を底上げするため、個々の人間の能力が不当に低く見積もられ、貶められる時代が来る、と。デジタルガジェット開発の立役者自らが、歴史を踏まえた透徹な視線をIT社会の現在抱える問題点に当てて、陥穽に落ち込もうとする現代人に鋭く警告する予見の書。
投票コメント
全1件
-
2010年に出版された本書はビッグデータやクラウドサービスといったバズワードが蔓延する中で人間が数値化され、ビッグテックの「商品」と化していく現状に警鐘を鳴らし、人間性や倫理が貶められる未来を予見した。それから15年が経ち、残念ながら著者の予見した未来は実現してしまったように思える。しかし、そんな今だからこそ、本書の提言に立ち返り、これからの社会をどのように形作っていくかを考えることは重要であると私は考える。 (2025/12/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2025/12/15
『人間はガジェットではない IT革命の変質とヒトの尊厳に関する提言』(シャロン・ラニアー(著)、井口耕二(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!








omasanori