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著者 | オルガ・レンゲル、インゲ・ショル、ダヴィド・ルビノーヴィチ、山下 肇 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2024/12/29 |
リクエストNo. | 77085 |
リクエスト内容
「アウシュヴィッツの五本の煙突」は、アウシュビッツ到着後の選別で子供達と母を失い、医者であるために病院で働いて生き残ることができた女医の体験記。
また、医者の夫は、死の行進で患者を助けようとして射殺され、戦後を生き残ることができかった。
「白バラは散らず」はナチスドイツに抵抗を呼びかけたビラを配布したことで処刑されたショル兄妹の姉妹の手記。
「ダヴィドの日記」は、ポーランドのユダヤ人少年のゲットーでの日々を記述した日記。徐々に追い詰められていく様子を記載され、日記は途中で途切れている。
投票コメント
全2件
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アウシュビッツの五本の煙突は後世に残すべき作品です。GOOD!3
ドイツと軍事同盟を結んだ大日本帝国、ドイツと軍事同盟を結ぶべきではなかったと筆者は考えています。では、誰が、日独防共協定、日独伊三国同盟を結んだのか、日英同盟はどのようにして失効したのか、誰が日本軍の南部仏印進駐を行ったのか、そのとき、イギリスやアメリカの首脳陣ほどのような考えを持ったのか等、日本側、ドイツ、イギリス、アメリカ側の史料を読みながら当時の情勢、歴史に翻弄された一般の人々のことを考えました。
筆者の知っているドイツ人、ポーランド人とアウシュビッツの五本の煙突に出てくるドイツ人、ポーランド人はまるで、別世界の人のようで結びつきません。
しかし、人間の本質を考える上で、過去にあった出来事は知っておいたほうがいいと考えています。
そのため、過去に読んだアウシュビッツの五本の煙突をもう一度読みたくなりました。 (2024/12/29) -
後生に残しべき全集だと思います。 (2025/01/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2024/12/29
『世界ノンフィクション全集28 アウシュビッツの五本の煙突 白バラは散らず ダヴィドの日記 戦没学生の手記』(オルガ・レンゲル、インゲ・ショル、ダヴィド・ルビノーヴィチ、山下 肇)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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