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最近出版された村松剛の伝記を読むと、このアルジェリア体験が彼のその後の思想形成に大きな役割を果たした事が分かる。独立を求めるアルジェリア人に共感しつつもその独立後の実態に対する幻滅も記されているそうで、メンミにも通じる面があるのではないかと推察する。また、件の伝記で参照されている日本の「中東専門家」の偏りが酷く、この伝記だけでは村松の真価が分からず、直接この本を読むことが大切であると思う。村松は世界史の中の日本という問題を考えたが、その思索のきっかけを知ることが出来ることは今こそ重要だと思う。出来れば中東の専門家であり、メンミの事を教えてくれた飯山陽さんの解説付きで出版されると良いと願います。 (2023/10/28)GOOD!2
読後レビュー
NEWS
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2023/10/28
『アルジェリア戦線従軍記』(村松剛)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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安齋隆