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著者 | W・ゲルタイス |
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出版社 | 弘文堂 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2023/03/30 |
リクエストNo. | 74414 |
リクエスト内容
ドイツ人による探偵小説の歴史。ヴィドックに始まりフィールディング、デュパン、ピンカートン、ディケンズ、ブラウン神父を経て、ドロシー・セイヤーズ、ホーナングで幕を閉じる、異色の探偵小説史。訳者は何といっても若かりし頃の前川道介先生。この人がいなければ訳されずに陽の目を見なかったドイツ小説も多かったはずだし、何といってもドイツ・ロマン派があれだけポピュラーになったのも氏のお陰だ。氏のようなドイツ文学者があと何人かいれば、戦後のドイツ文学の風景も少しは変わったのではないだろうか。氏の業績を長く記憶にとどめるためにも、この本はぜひ復刊してほしい。
投票コメント
全1件
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本書の存在を広く知ってもらいたいため。英米に限らず幅広く探偵小説を論じており、探偵小説・ミステリー・ファンには見逃せない文献だと思われるから。 (2023/03/30)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2023/03/30
『名探偵は死なず:その誕生と歴史』(W・ゲルタイス)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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牡猫ムル