2 票
著者 | パトリシア・モルトン |
---|---|
出版社 | ブリュッケ |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784434022036 |
登録日 | 2023/03/24 |
リクエストNo. | 74380 |
リクエスト内容
パリに再現されたアンコール・ワット、原住民を展示して。1931年のパリ植民地博覧会は、西洋文明の優位性が可視化された進化論のランドスケープだった。パリ植民地博覧会の成立過程を仔細にたどり、西欧帝国主義に潜在する「文明」と「野蛮」の視線を植民地パヴィリオンから検証する。
▼目次
はじめに コロニアリズムからハイブリッド・モダニティへ
1 絶景! パリ植民地博覧会 -チケット一枚で世界一周旅行
2 捏造された植民地世界のスペクタクル -実現されたユートピア
3 祝祭された西欧文明への反駁 -文明と未開の境界喪失
4 隔離されたエキゾチズムの楽園 -新しい地理学とパリの都市空間
5 ハイブリッド建築の両義性 -西欧文明と未開文明の象徴
6 建築観相学 -可視化された進化論/人種のヒエラルキーと建築
7 植民地博物館、慎み深いエキゾチズム -西欧芸術の蘇生と刷新
おわりに ハイブリッド文化のパラドックス -新たな空間と時間の秩序
投票コメント
全2件
読後レビュー
NEWS
-
2023/03/24
『パリ植民地博覧会』(パトリシア·モルトン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ともパパさん