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著者 | K.レーヴィット (Karl Löwith)/著 柴田治三郎/訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000271424 |
登録日 | 2002/01/16 |
リクエストNo. | 7402 |
リクエスト内容
1959年発行。
著者はドイツのユダヤ人哲学者。1936~41年にはナチスを逃れて訪日し、東北大学で教鞭をとる。その後アメリカ生活を経て、1952年よりハイデルベルク大学教授。ハイデガーの影響下、歴史主義批判から出発する。主な著作=『ヘーゲルからニーチェへ』『キェルケゴールとニーチェ』『ニーチェの哲学』など多数が邦訳されている。
投票コメント
全7件
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哲学とは「この世の知識」のことであり、「あの世」のことには関知しない、と主張GOOD!1
したレーヴィットさんは、また、「この世」とは人間世界ではなく、自然世界でなけ
ればならない、とも主張した。「世界」「世界史」といった近代の言葉のもつ問題性
に焦点をあてたのがこの書物で、レーヴィットさんが自説を明確に主張した著作であ
る。
「哲学は宗教でも科学でもない」、「ジョーシキからそんなに遠いものではない」、
「ソクラテスと孔子はそんなに違いはない」、と書いたレーヴィットさんから、わた
しは、哲学が高尚で難解でわけの分からぬものではないことを学んだ。
何が哲学であり、何が哲学でないかを厳しく追究し、地に足をつけて考えることの重
要性を説くレーヴィットさんの著作をぜひ復刊していただきたい。 (2004/05/10) -
歴史哲学とキリスト教終末論の狭間での考察に、レーヴィットの論考も必要だから。 (2021/06/12)GOOD!0
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すき (2005/11/28)GOOD!0
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西洋思想史の学習のため (2005/10/21)GOOD!0
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興味があるから (2002/04/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/02/13
『世界と世界史』販売開始しました! -
2002/01/16
『世界と世界史』(K.レーヴィット (Karl Löwith)/著 柴田治三郎/訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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