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著者 | 高群逸枝 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061340886 9784652081013 |
登録日 | 2022/05/31 |
リクエストNo. | 73001 |
リクエスト内容
女性解放に歴史的根拠を与えるべく、筆を折り、武蔵野の一隅に籠って7年余。厖大な古系譜をたどり、日本の母系制の存在を実証し、さらに母系が父系に移ってゆく過程を明らかにした。これは高群逸枝のライフワークで、女性史研究の第1作であり、同時にそれは、男性中心の歴史観を訂正する、タブーの中での女性の手になる、最初の科学的女性史の誕生であった。
第一篇 緒論
第一章 女性史の目的
第二章 母系制硏究の意義
第三章 本書の材料
第四章 本書の方法
第二篇 本論
序章 本論理解に必要なる若干の基礎的考察
第一章 祖と母系
第二章 氏と母系
第三章 姓と母系
第四章 賜氏姓と母系
第三篇 結論
第一章 國作り氏作り部作り
第二章 母系氏姓より父系氏姓への變化過程
投票コメント
全1件
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鹿野・堀場『高群逸枝』よりその存在を知る。女性史の(ほぼ)初発の存在として重要であるだけでなく、日本における母系制研究の嚆矢として、今なお重要なのではないか。せっかく文庫化したのだから、そのまま継続して出版して欲しい。 (2022/05/31)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2022/05/31
『母系制の研究(上下)』(高群逸枝)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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