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著者 | 森本 公誠 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784062920537 |
登録日 | 2021/11/13 |
リクエストNo. | 71945 |
リクエスト内容
十四世紀のチュニスに生まれ、政治家として栄達と失脚を繰り返すなかで独自の「文明の学問」を拓いたイブン=ハルドゥーン。文明と王権はいかにして崩壊するのか、都会と田舎の格差はなぜ広がるのか、歴史の動因となる「連帯意識」とは――。イスラーム世界にとどまらない普遍性と警句に満ちた主著『歴史序説』の抄訳と、波瀾の生涯。(講談社学術文庫)
次
まえがき
I イブン=ハルドゥーンの思想
1 日本におけるイブン=ハルドゥーン
2 イスラームにおける社会思想の系譜
3 人間社会の分析
4 歴史の哲学
5 国家理論
6 経済理論
7 学問論と教育論
II イブン=ハルドゥーンの生涯
はじめに
1 イブン=ハルドゥーンの生誕と時代的背景
一 歴史的な背景
二 ハルドゥーン家
2 政治への志向
一 青少年期と学業
二 政治世界への旅立ち
三 投獄──最初の陰謀の失敗
他
3 思索と著述の時代
一 煩悶とそれからの脱却
二 強いられた政治生活
三 放浪の旅
他
4 第二の人生
一 カイロに着いて
二 マーリク派大法官になる
三 メッカ巡礼と内乱騒ぎ
他
III イブン=ハルドゥーンの著作──『歴史序説』
イブン=ハルドゥーン関連年表
文献案内
学術文庫版のあとがき
投票コメント
全1件
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中世の旅行家として最重要の位置を占めるであろう、イブン=ハルドゥーンの日本では貴重な伝記。著者によって『歴史叙説』の序の翻訳を日本語でも読むことが可能になった今、本書も同時に手に取りやすいようにすることによって、我々日本語話者の世界理解は大変広がることになるだろう。逆に言えば、本書を手に取れないと言うことは、そうしたせっかくの機会をみすみす失うということである。切に復刊をお願いしたい。 (2021/11/13)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2021/11/13
『イブン=ハルドゥーン』(森本 公誠)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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