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「虚業」の大阪が「虚像」の日本をつくった

「虚業」の大阪が「虚像」の日本をつくった

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得票数 10

著者 小田実 山本健治
出版社 経林書房
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784767303079
登録日 2021/09/28
リクエストNo. 71788

リクエスト内容

「実業」と「虚業」のかねあいで経済は成り立ってるが、今や日本中が「虚業」ばかりに走りよる
いい例が「万博」や
建物作って多勢人を集めて、終れば「壮大なゼロ」や
土地投機も株もそうやろ
汗水たらしてモノをつくるより手っ取り早く儲かるというわけで、どんどん「虚像」の日本づくりにはげんどる
それが大阪からはじまって、東京、日本へとひろまってる
「儲かったらエエがな」という金儲け哲学が蔓延して、明日の日本のことも世界のことも考えよらん
大阪は昔から「金の力で何とかできる」とタカをくくっとるところがあるが、ほんまに日本の縮図や
諸外国は、こんな日本を「成金め」とバカにしていた
しかし今は、ハワイの土地買いアサリがいい例やが国家や企業たけでなく、ごく普通のおじさんやおばさんまで怒らせてる。これは大変なことや······。

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投票コメント

全10件

  • 1988年に発行された本ですが、2021年現在の大阪、そして日本の状況をまさに予言していたと言える内容です。
    なぜ大阪は求心力を失っていったのか、なぜ大阪に、そして日本に「虚業」が蔓延していったのか、なぜ大阪を舞台にある種ファシズムとも呼べる政党が勃興したのか、その理由が全て書かれており、2021年の今だからこそ読む価値がある本だと感じています。 (2021/09/28)
    GOOD!2
  • ベ平連の小田実が予言した未来が今現在のこの世界だ。今こそ読み返すべき。 (2021/10/30)
    GOOD!1
  • 読んでみたいと思いました (2021/09/28)
    GOOD!1
  • 大阪出身の身としては、どういう分析をされているのかを知りたい。 (2023/07/06)
    GOOD!0
  • 現状の日本の予言の書として価値がある。 (2022/01/28)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2022/01/28
    『「虚業」の大阪が「虚像」の日本をつくった』が10票に到達しました。

  • 2021/09/28
    『「虚業」の大阪が「虚像」の日本をつくった』(小田実、山本健治)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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