11 票
著者 | 宮崎学 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784582529364 |
登録日 | 2021/03/03 |
リクエストNo. | 70928 |
リクエスト内容
一匹の動物が死ぬと、そこにうじが湧き、さまざまな動物が死肉を漁り、最後には白骨となって土に帰ってゆく。思わず目をそむけたくなるような死体の腐敗にもめげずにファインダーからのぞき続けた、死と生の不思議なドラマ。
(「MARC」データベースより)
投票コメント
全11件
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動物の「死」がどのように自然に還っていくのか。動物の死体を定点観測した写真は、あまりに生々しく、しかし妙な美しさがあるように見えました。火葬されて灰になってしまう我々人間とは違い、本来の自然界の「死」後を覗き込んでいる感覚に陥るこの本は、とてつもなく貴重だと思います。残念ながら、中古市場では高額取引されていてとても買えるものではありませんでした。昨年東京都写真美術館でも展示がありましたし、今後も永く注目されるべき作家だと思います。ぜひもう一度復刊していただけると幸いです。 (2022/12/06)GOOD!2
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「死」がGOOD!1
天国か地獄の入り口だとしたら
私はまだその入り口が怖い
だからその入り口を見るのも怖かった
日々の中で
時々遭遇するその入り口から
ずっと目を逸らしてきた私を
こんなにも魅きつけるのは
この作品の力だろう
経過という真実の中で
ある「死」によって
齎され始まる
別の生命の営みと連鎖
そのいのちの一途さが
胸に焼きついている
もっともっと
この作品の力が
この作品の存在が
広まって欲しい
その一心で復刻を希望する (2023/02/11) -
絶版にしてはいけない大傑作。 (2021/10/25)GOOD!1
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中古本でも良いのですが、それらがとても高額であることに納得ができないからです。GOOD!1
出品者の利益になるのは不本意です。
死の在り方をありのままに見せてくれる作品だと思います。 (2021/10/13) -
古書はとても高くて買えないので復刊してほしいです。 (2025/04/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2024/09/20
『死 宮崎学写真集』が10票に到達しました。 -
2021/03/03
『「死 宮崎学写真集」』(宮崎学)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
AKIRA