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著者 | 覚鑁 |
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出版社 | 山喜房仏書林 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784500001996 9784796303071 9784804618074 |
登録日 | 2020/09/06 |
リクエストNo. | 70136 |
リクエスト内容
覚鑁(かくばん)著。一巻。永治元~康治二年(一一四一‐四三)成立。真言密教の立場から浄土教との融合を企てた書で、新義真言宗の教学の基礎を築いたとされる。五輪九字秘釈、頓悟往生秘観とも。(精選版 日本国語大辞典より)
興教大師・覚鑁は開祖・空海につぐ真言密教の思想家で、主に阿字観(密教瞑想)で業績を残しています。
師のもう一つの業績(あるいは延長として)五輪塔の理屈づけが挙げられます。本書を通して密教と浄土思想の融和を果たし、宗派を超えて五輪塔が広まるきっかけとなりました。
本作は山喜房仏書林刊『興教大師撰述集』や大法輪閣刊『昭和新纂国訳大蔵経 真言宗聖典』に収録されており、ISBNコードはそれらのものです。
投票コメント
全1件
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お恥ずかしながらつい最近、覚鑁師の存在を知りました。現在、真言密教・浄土思想関連の本を中心に読んでいますが、およそ900年前に両者の融合を果たした方がいたとは驚嘆を禁じ得ません。たとえば岩波文庫収録の仏典のように原文・現代語訳というように構成していただければと思います。 (2020/09/06)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2020/09/06
『五輪九字明秘密釈』(覚鑁)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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