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著者 | 山川彌千枝 |
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出版社 | 創英社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784434114779 |
登録日 | 2020/03/25 |
リクエストNo. | 69437 |
リクエスト内容
山川彌千枝が8歳から、結核で亡くなる16歳までに記した散文、短歌、日記、書簡、絵等を収録。生命そのものの明るさと爽やかさに満ちた名著!
歌人の穂村 弘さん、文筆家の千野帽子さん、第138回芥川賞受賞の文筆歌手、川上未映子さんに解説を寄稿していただきました。また、カバーイラストは人気イラストレーター中村佑介さんの描き下ろし。さらに、帯文は女優の緒川たまきさん。
投票コメント
全8件
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ここに掲載されている画像(復刻版)ではなく、以前ヒマワリ社が出版していた中原淳一装幀の「薔薇は生きてる」復刊希望です。中原淳一の表紙で、原文ママでないと少女(著者)の感性の美しさは伝わってきません。現在出回っている復刻版は表紙のイラストがポップすぎて、内容にマッチしないように感じる。また、現代仮名遣いに改められているのも残念である。現代バージョンではなく、大正時代の少女たちが読んでいたものと同じものを読みたい! (2020/05/08)GOOD!3
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美しいばらさわって見る、つやつやとつめたかった。ばらは生きてる (本文より)GOOD!2
いちばん最初に出会った短歌で、いちばん好きな歌。
なんで、なんでこんなに、彼女の言葉は胸を打つんだろう。不器用で、可愛らしくて、聡明で、そしてまっすぐに綴られた言葉たち。
薔薇に触れて冷たさを感じることが出来るのは、彼女の手が暖かいから。"わたし"が生きているから。
はじめて短歌というものに触れたきっかけが、タイトルにもなったこの歌でした。当時小学生の自分にとって、短歌というものはまったく馴染みのないものでしたが、この一首と穂村弘さんの解説がきっかけで、短歌をはじめました。それから短歌から十年近く離れていましたが、今こうして短歌をまた詠んでいます。
短歌も勿論ですが、散文も日記も手紙も、きらきらと感性が至るところでひかっています。このひかりが、時代とともに忘れ去られて消えてしまうのはあまりにも勿体ないです。
穂村弘さん、川上未映子さん、千野帽子さんによる解説もとても素敵です。この時代にもう一度彼女の言葉を、書店の隅っこからでもいいので届けたいです。 (2020/03/25) -
いつか読みたいと思っている作品の一つだからです。GOOD!1
もともとレトロなものが好きなのですが、説明文だけでもきゅっとする懐かしさと少女的さを感じ魅力的です。
またこの時代の感性や文化にも興味があり、それらの少女の目線から描かれた世界を見てみたいです。
ぜひ復刊をお願い致します。 (2021/11/05) -
知人が人生を変えた本だと紹介していて、僕も手に入れたくなったからです。 (2020/03/25)GOOD!1
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読んでみたい (2023/02/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2020/03/25
『薔薇は生きてる』(山川彌千枝)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
すずらん