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碧のかたみ

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得票数　13票

著者	尾上与一
出版社	蒼竜社
ジャンル	文芸書
ISBNコード	9784883864201
登録日	2019/10/06
リクエストNo.	68840

リクエスト内容

昭和18年。全盛を誇る南の要塞・ラバウル基地に着任した六郎は、喧嘩に明け暮れている戦闘機乗りの琴平亘に出会う。問題児だが優秀なパイロットの亘と「夜間戦闘機・月光」でペアを組むことになった六郎は、行動を共にするうちに、故郷の家族を守りたいという彼の深い思いと純粋さを知り、亘に惹かれていく。命の危険と隣り合わせの日々の中で、二人は互いを大切なペアとして愛しく思うように。しかし、ラバウルにも敗戦の足音が近づきつつあった―。

投票コメント

全13件

人気順新着順

ユウナ

もっと多くの人にこの本を読んでほしいです。ただそれだけです。今まで出会った中で一番好きな作品です。 (2020/03/11)
GOOD!4
es1082-あや

最近こちらのシリーズの存在を知ったのですが、残念ながら絶版になったとのこと。
ぜひ読みたいので復刊お願いします。 (2020/03/07)
GOOD!4
すみれ

恥ずかしながら、戦闘機の知識が殆どない私ですが、尾上先生の書かれる空中戦の迫力が本当に凄くて、気付けば心の中で手に汗握りハラハラしたり、涙したりと物語の中に深く引き込まれていました。
又、六郎と亘が互いを思いやる場面(特に六郎の献身的な愛)は思い出す度に胸が熱くなり、何度も読み返しては感動に浸っております。
ラバウル航空隊や基地の当時の様子などもかなり詳しく描写されていて、大変勉強になりました。
このまま絶版にしておくには勿体ない傑作だと思います。 (2019/10/06)
GOOD!4
桜霞

１９４５シリーズおよび蒼竜社で絶版となった尾上先生の著作すべての復刊を望みます。この夏、番外編を収めた同人誌も再販されることから、本編の中古価格が更に高騰するのではないかと危惧しています。これではますます読みたい人の手に渡りません。できれば尾上先生の意に沿う形で復刊していただけたらと思います。 (2021/06/29)
GOOD!1
トマト

戦時中の日々の小さな幸せや、家族や大切な人を守るための決意や覚悟が哀しくも美しいシリーズです。
毎日を大切に生きないといけないと思わせてくれます。
たくさんの人に読んでいただきたいので復刊を希望します。 (2021/02/16)
GOOD!1