1 票
著者 | 高澤絹子 |
---|---|
出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784062663625 |
登録日 | 2019/03/05 |
リクエストNo. | 68071 |
リクエスト内容
このハガキ絵だけが、夫の生きた証でした。
戦争で断ち切られた新婚生活、画業への夢。『無言館』に続く戦没画学生「祈りの絵」。
金沢市粟崎の部隊から、フィリピンの戦地から、51通のハガキ絵で綴る心の絆。
美千雄が戦地から送ってきた絵手紙は400通をこえた。訓練にはげむ美千雄、軍服姿で孤独に食事をとる美千雄、どれもが、「生きて帰る」という愛の便りだった。しかし、昭和19年12月8日、便りはぷっつりと途絶えた。
投票コメント
全1件
-
自分自身が戦争を体験したわけでもないのに、その当時の様子が手に取るように伝わり、胸が苦しくなりました。GOOD!1
命を落とすことも覚悟しながらも、必死で何かを残そうとした夫の美千雄さんと、空襲のさなかでも必死でこのはがきを守り通した妻の絹子さん。
感情を抑えながら書き添えられている書簡の端々に小さな幸せを守ろうとした2人の思いの強さを感じます。
戦時下の庶民の生活の記録を残し、その感情により多くの人が触れることは意義があることだと感じ復刊を希望しました。 (2019/03/05)
読後レビュー
NEWS
-
2019/03/05
『戦場から妻への絵手紙』(高澤絹子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
makijyo