9 票
著者 | 笠原十九司 |
---|---|
出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582768763 9784582854039 |
登録日 | 2017/01/27 |
リクエストNo. | 64608 |
リクエスト内容
今は2017年1月末だが、アパホテルがグループ代表の南京事件を否定する著書を置いていたことが話題となっている。この本は少し古い(2007年刊)けど、彼ら「否定派」の主張が何年にもわたって本質的に変わっていないことを理解するのに、手軽さで最適であるという点において、いまこそぜひ復刊してほしい。(なお、復刊.comの登録で、ジャンルは何か指定しないといけないため、「専門書」としたが、専門書の類では全くない。)Amaz○nで、古本の価格が4000円超えている(2017年1月末)のが、読みたい人が一定数いることの証である。
投票コメント
全9件
-
安倍政権になって以来、日本の過去の負の歴史を、隠蔽したり、改ざんしようとする人達がまた、まともな歴史資料に基づかない、「南京虐殺はなかった」という、否定されてはくり返されてきた主張と、同じ主張をする人が増えてきていると思います。GOOD!3
「南京虐殺事件」は、学校でもあまり習わないために、どんなおかしな主張でも信じてしまう人がいるのでは、きちんと学校で、自国の被害を習い、記憶を受け継いでいる中国の人達とますます差が開いてしまいます。
。加害事実を否定することは、日本人にとって、道義的にも許されないし、外交上不利益にしかなりません。くだらない歴史修正主義者に騙されないよう、この本で、歴史研究でわかってきた否定を覆す証拠資料にはどんなものがあるのか、まともな南京大虐殺事件についての知識を学びたい人のために。過去に渡って否定論の経緯を、網羅的にまとめてある本書は、非常に有益な本です。 (2017/05/11) -
南京事件を否定する人が後を絶たないので、手軽に読める新書があるとよいと思ったから。 (2017/09/05)GOOD!2
-
結局「南京事件」ってどう論争されてきたの?って思ったときに、ネットを調べるのもいいですがちょっと疲れる。事件発生から90年代前半までを新書で辿れるこの本はやはり貴重だと思います。GOOD!2
可能なら新たに増補改定されてればうれしいですが、むなしい作業になるのかな・・・ (2017/02/01) -
南京大虐殺について論じた本は多いが、大虐殺を巡る「論争」について知りたい時に手頃な文献が無い。今第一に問題とすべきは虐殺を巡る諸事実そのものではなく、寧ろそれらを否定する人々への対処の仕方だとさえ言えるので、この分野を眺望出来る本は貴重。古書は数が少なく高騰しているので、是非復刊して欲しい。 (2017/01/28)GOOD!2
-
資料の誤読やデマに基づく浅薄な南京事件否定論が跋扈する中、本書が世にある価値は非常に高い。 (2017/05/08)GOOD!1
読後レビュー
このリクエストの関連商品
全1件
-
増補 南京事件論争史
1,650円(税込)
15ポイント
投票数:9票
配送時期:3~6日後
明白な史実であるのに否定派の存在によって論争が続く南京事件。否定派の論拠のトリックとは? 親本刊行後の10年を増補した全史。
NEWS
-
2018/11/01
『増補決定版 南京事件論争史』復刊決定! -
2017/10/07
『南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか』が10票に到達しました。 -
2017/01/27
『南京事件論争史 日本人は史実をどう認識してきたか』(笠原 十九司)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
packrat