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著者 | 永山光幹 |
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出版社 | 講談社インターナショナル |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784770020710 |
登録日 | 2016/10/07 |
リクエストNo. | 64042 |
リクエスト内容
人間国宝の日本刀研師(とぎし)が著す、日本刀の鑑賞、鑑定における入門書。
日本刀の歴史の概説に始まり、全国の主要刀工の作風を、時代別、流派別に、著者独自の手書き押型(イラスト図)を豊富に用いて解説する。日本刀の入札鑑定会における、刀工の鑑別方法なども詳細に記している一方、初心者にも分かりやすいように、刀剣に関する用語や基礎知識の解説も充実しているほか、日本刀の鑑賞会や入札鑑定会の際の心得などの記載も附す。
今後、日本刀を趣味にしたいと考える入門者から、すでに日本刀を趣味に持つ方のレベルアップにも役立つ、必携の一冊。
投票コメント
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刀剣の鑑定方法を勉強するにあたって、いろいろな刀剣本が出版されていますが、本によって刀文や地肌に関する表現方法が多様で、どの本を軸に勉強すればよいのか分からなくなる場合があります。この本は、実際に刀剣の研磨・鑑定に永く携わった人間国宝の方が著者なのでとても説得力があります。基本的な情報が信用でき、また、刀剣の特徴から刀派・時代などの鑑定法がわかりやすく表にまとめられていており、使いやすい一冊です。刀剣鑑定の教科書として、この本を参考に刀剣を鑑賞した際、驚くほどわかりやすかったです。現在絶版という状態は非常に惜しいです。再販を希望します。 (2016/10/07)GOOD!3
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刀剣鑑定の入門書の良書です。類似本も出ていますが、私が今までに見た中ではこちらの本が古くてもイラストが多く1番わかりやすいです。現在絶版となっておりますが、blogやTwitterでも支持している方も多く、Amazonでも1万円以上、オークションでも8000円などで取引されています。値段がプレミア価格で高くなっていることにくわえて、そもそも古書店などでも見つかりづらいです。昨今の刀剣ブームで、美術館や博物館で単眼鏡を使用している人も見かけるようになってきました。この機に刀剣について勉強し始める人、そもそも刀剣好きだったけど高くて手が出せなかった人など、一定の需要はあると思います。人間国宝である永山光幹先生が書かれた良書、ぜひ再販をお願いしたいです。 (2016/10/07)GOOD!3
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ISBNで登録されているのは、後年に講談社インターナショナルより英語版として翻訳出版されたものであり、日本語版としては青雲書院より1979年に出版されたものから改版・増刷はされていないようです。講談社インターナショナルから翻訳出版されている以上は、権利上の諸問題は講談社で解決できるのではないでしょうか?GOOD!2
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001413938-00
新しく刀剣・日本刀に興味を抱いた層が、その興味の赴くままに様々な切り口から紹介する書籍を渉猟しようとする際に、好著・名著とされる書籍が絶版ではあまりにも寂しい。
時代を超えて受け継がれるべき刀剣文化の一端として、刀剣関連書籍も復刊を果たして必要な人の手元に置かれるべき (2023/12/11)
読後レビュー
NEWS
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2016/10/07
『刀剣鑑定読本 新版』(永山光幹)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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とと