14 票
著者 | 泉ゆき雄 |
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出版社 | 光文社 |
ジャンル | コミック・漫画 |
登録日 | 2014/09/29 |
リクエストNo. | 60779 |
リクエスト内容
『大マシン』は「少年」で1967年1月号から翌年1968年3月号まで連載された巨大ロボット漫画。人がロボットに搭乗、操縦するシステムをさらに発展させ、頭部のコクピット以外に胴体、両手、両足にも操縦席があり、分離・合体可能、そして家族が搭乗員という70年代ロボットアニメの定番設定にくわえ、ロケットパンチを彷彿とさせる斬新な武器の数々は、まさしく時代を先取りしたロボット漫画。そして対する敵のロボットは、主人公メカのブラックバージョン、芋虫型、馬に跨る騎士型、2台連携攻撃のツインズ、海戦型、そして今で言うナノ型ロボットと、見るからに苦戦を強いられる強敵揃い。物語は、地球侵略のため世界各地に落下したミユ星人のロボ。ミユ星人の脅威に対抗するため、野阿一家の父の野阿博士は、ミユ星人が第一号機として送り込んだM1号を改造し、地球の味方、大マシンを作り上げた。そして野阿一家、7人が乗り込み、ミユ星人の巨大ロボットと戦う。
投票コメント
全14件
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光文社の『月刊少年』に、1967年1月号〜1968年3月号まで連載され差作品。GOOD!1
ある科学者が謎の設計図(入手の経緯はどう説明してたか忘れました)を元に作り上げた巨大ロボットM-1号、大マシン。
家族全員が、頭、胴、両手足に分乗し、分離合体が可能という、後の搭乗型(マジンガーZ)や、合体型(ゲッターロボ)を先取りした設定になっていますが、月刊誌末期(『月刊少年』はこの1968年3月号で休刊)の作品な上に、絵柄も地味なため、ロボットマンガ史でも取り上げられることの少ない不遇な作品です。
また、家族で戦う設定(ザンボット3)というのもそれまでにない設定でした。
街を破壊した怪物として大マシンの頭部が警察により捕獲され、搭乗していた博士と末っ子の小鉄が留置所に入れられる展開など、富野喜幸(現・由悠季)がのちに「勇者ライディーン」や「無敵超人ザンボット3」でやるよりずっと早くやってるのがすごいなと、後になって気づきました。
2001年にアップルBOXクリエートから復刻版として単行本2冊で刊行された他は単行本化されていません。 (2020/02/23) -
歴史的にも重要な作品と思います (2020/01/26)GOOD!1
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ロボットのキャラクター史を見る上で、是非参照しておきたい作品なので。 (2019/09/09)GOOD!1
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はるか昔の私がまだ小学生の低学年だった頃、家の物置にあった漫画雑誌に載っていました。GOOD!1
たった数冊のしかもとぎれとぎれで、話がつながっていない漫画を夢中になって読んだ記憶があります。
それ以来、巨大ロボットものが大好きになり今に至っております。
そんな巨大ロボット好きの原点を今一度、とぎれとぎれではなく、改めて読んでみたいと思い、復刊を希望しました。
何卒よろしくお願いいたします。。 (2015/07/15) -
搭乗型巨大ロボットモノの歴史上、エポックメイキング的な作品だけに読んでみたいです (2014/09/29)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2021/02/05
『大マシン』が10票に到達しました。 -
2014/09/29
『大マシン』(泉ゆき雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
a.sue