27 票
著者 | 中原幹夫 |
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出版社 | ピアソンエデュケーション |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784894711655 9784894714267 |
登録日 | 2014/02/02 |
リクエストNo. | 59428 |
リクエスト内容
本書は1986年冬期にSussex大学数理物理科学教室で行った講義をもとに、その内容を大幅に進展させたものである。その際の聴衆は大学院生及び素粒子論、物性物理学あるいは一般相対論を専門とする当教室のメンバーであった。講義はインフォーマルな雰囲気の中で行われたが、本書においても出来うる限りこの点を守るように心がけた。定理の証明はそれが教育的であるものに限って与え、極端にテクニカルなものは省略した;省略した場合は定理の内容が確証できるようにいくつかの例を与えることにした。また、図を出来るだけ多く挿入することで、内容に関する具体的なイメージが把握できるように読者の便宜をはかった。
投票コメント
全27件
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この本で、理論物理に使うための数学を勉強したいから。良い本なのに、絶版状態になっているのはおかしいと思うため。GOOD!3
本格的にはできませんでしたが、この本を使って一部だけゼミをした経験があります。ゼミ時は大学の図書館で借りれる環境にありましたが、大学院に行くにあたり、読めなくなってしまいます。ゼミをしたときはあまり理解できませんでしたが、今後は買って手に取って読んで理解していきたいのです。しかし、それが叶わない現実が理不尽で辛いです。 (2017/03/06) -
現代物理学を学ぼうとする者にとって1つの壁となるのは、その理論の基礎となる数学だと思います。古典力学に使われる微積分の知識から始まり、物理学に必要な数学は高度化していきました。数学の1つ1つの分野を学んでいくことは容易ではありません。そこで、物理をする上では自分がどの分野を学ぶべきかが指針として示されていた方が良いと思います。この本はまさにその指針になる物であり、現代物理学へと踏み込む第一歩を手助けしてくれると信じます。英語版は今でも増版されていますが、より多くの人がこの本を読めるように日本語での復刊を望みます。 (2017/10/25)GOOD!2
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物理学科ではなかなか学べない、これだけ多様な分野をまとめて包括的に学べるのはこの本しかありません。しかも素粒子論など必須の知識にも関わらず、日本語ではなかなか物理の学生が読みやすい本がありません。ぜひ復刊を希望します。 (2017/12/26)GOOD!1
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理論物理学を幾何学的に解釈することは、トポロジカル絶縁体から超対称性まで様々な理論を理解する上で有用だから。GOOD!1
この本の原著は英語で出回っているのだが、翻訳の際に数学者がかなりの増補改訂を加えたとのことなので、日本語版の復刊を強く希望する。 (2017/04/29) -
いまどうしても曲がっている空間のディラック方程式について理解したくて、いろいろ探し回って見つけたこの本。ネットで探しても一巻だけどこにもない。図書館の本を長く借り続けるのもわるいので所有したいです。よろしくお願いします。 (2016/09/06)GOOD!1
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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理論物理学のための幾何学とトポロジー I 第2版 | 4,950円 | アマゾン |
NEWS
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2018/10/15
『理論物理学のための幾何学とトポロジー I 第2版』復刊決定! -
2015/06/21
『理論物理学のための幾何学とトポロジーI,II』が10票に到達しました。 -
2014/02/02
『理論物理学のための幾何学とトポロジーI,II』(中原幹夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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saboten68