7 票
著者 | 廣津里香(広津里香) |
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出版社 | 創樹社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2001/09/28 |
リクエストNo. | 5851 |
リクエスト内容
29歳という若さで、夭折した廣津里香さんの在りし日の日記。
『Note de vivi』シリーズの『生への手記 1』と『生への手記 2/不可能な儀式』の合本制作されたものです。
『Note de vivi』の大学1年生から大学4年生、および、東大新聞研究所時代のものと、『習作 赤い自動車』・生い立ち・著者の略年譜・土曜詩人(お父様の詩)・解説がおさめられています。フルブライト留学にこだわった姿、日本をどうしても愛せない姿に、この時代に女子が受けていた教育や時代が、哀しいです。
合本制作のため、以前は収録がなかった日記部分の紹介もあります。
廣津里香さんのファンやお知りになりたい方には、この書籍の復刊が特にのぞましいと思われます。
里香さんの生への渇望が、心に響きます。
投票コメント
全7件
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若くして亡くなった広津さんの作品、市販されていないので手に入りません。ネットオークションで少しずつ収集していますが、たまに出品されても高値で手が出せないこともあります。同世代はもちろん、若い人にも共感できる部分が多いと思います。復刊が待たれます。 (2004/03/01)GOOD!1
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「死が美しいだなんで誰がいった」に衝撃を覚えました。ぜひその他の作品も手にしたいと思います。『生への手記 1』『生への手記 2/不可能な儀式』の合本とのことですので、バラとあわせて、こちらも希望します。 (2003/12/01)GOOD!1
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惜しくも29歳の若さで夭折した、廣津里香さん。GOOD!1
この生きるために、必死で模索する姿は、収録されている日記や詩などから、『死』まで私が入り込む、という思いにとらわれ続けながらも、生きるあり方や自身の存在価値を、必死で模索していた彼女の姿が浮かび上がります。
ぜひ、現在の事なかれ主義・主義主張がない若者や、モラトリアムな惰性でただ、日々を過ごしている方々に、知られて欲しいです。
金子みすずや山田かまちに匹敵する以上の、感動があります。 (2001/09/28) -
私は以前投票したりかりかです。メアドが違い投票出来ず再投票です。ネットでも見つからなかった希少本をすべて集めました。あまりに惜しい才能の開化を知られてほしいです。 (2018/05/22)GOOD!0
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廣津里香に関心があるから (2007/09/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/09/28
『蝶への変身』(廣津里香(広津里香))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
コムリン