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著者 | 福沢諭吉(福澤諭吉) |
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出版社 | 岩波書店、慶應義塾大学出版会 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784001006773 9784480510464 9784766408843 |
登録日 | 2012/12/06 |
リクエストNo. | 56587 |
リクエスト内容
1885年3月16日の『時事新報』に発表された原稿用紙6枚ほどの小論で西欧列強にさらされながら旧態を維持する清国・朝鮮と袂を分かち日本の独立を謳った作品です。
原文は無署名ですが現在は福沢諭吉の作とされており岩波書店『福沢諭吉選集』や慶応義塾大学出版会『福沢諭吉著作集』に収録されています(ISBNコードは『選集』及び『著作集』のものです)。
発表当時は「脱亜入欧」を説いた論文にすぎず話題にもなりませんでしたが、戦後「侵略主義」の原点として取り上げられ、現在は現代にも通じる中韓朝の本質を描き日本の立ち位置を明確にした作品とされ普遍性・先見性が評価されています。
日中韓朝関係の緊張が続き論文の価値も上がり、ネットでも現代語訳が読めますが本の形で所持したいという読者も多いと思いリクエストしました。
なお先にも書いた通り原稿用紙6枚ほどの小論であり現代語訳・解説を加えても単独での文庫化は難しいと思います。福沢諭吉のアジア関連の論文をまとめていただければと思います。この他にもアイディアがありましたらコメント欄に書き込んでください。
投票コメント
全3件
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文庫化するならぜひ歴史背景と人間関係の詳細な説明をできる方に、丁寧な解説をお願いしたいです!GOOD!3
解説者は平山洋先生か、宮地正人先生にお願いしていただきたいです。
そして
「朝鮮独立党の処刑」
「亜細亜諸国との和戦は我栄辱に関するなきの説」
この二つの社説は必ず収録していただきたいです。 (2013/10/23) -
『時事新報』1885(明治18)年3月16日に発表された、諭吉の小論です。GOOD!2
戦後手のひらを返すように自虐に専念するマスコミ、終戦利得者で事故の保身しか考えることの出来なかった文化人といわれる者たちによって、真実を伝えられなくなって久しくなりました。
幸い最近の日本人、特に若者たちは、日教組の嘘の教育に疑問を持ち、反発し、近代日本の歴史をよく知るようになってきていると感じますが、その多くはネットの影響でしょう。
ネットで興味を持った先人、偉人の論が、活字としても存在することは重要と考え、リクエスト致します。 (2012/12/07) -
戦前・戦後・現在と様々な評価を受けた作品ですが、だからこそ日本の対亜観を知る上で貴重な作品と考えます。GOOD!1
福沢の筆とされる他の論説や夏目漱石の「韓満所感」ととも収録してほしいです。 (2017/04/08)
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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近代日本思想選 福沢諭吉 | 1,760円 | アマゾン |
NEWS
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2021/04/12
『近代日本思想選 福沢諭吉』(福沢諭吉 著 / 宇野重規 編)の注文を開始しました。 -
2012/12/06
『『脱亜論』文庫化リクエスト』(福沢諭吉(福澤諭吉))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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aoi