21 票
著者 | T. ニーダム |
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出版社 | 培風館 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784563011024 |
登録日 | 2012/09/02 |
リクエストNo. | 55889 |
リクエスト内容
「幾何的直感は数学の発想の源泉である」との信念にもとづき、複素関数の微積分と複素数の幾何について、500余の図版を用いて懇切丁寧に解説。解説にあたっては、ともすれば抽象的になりがちな数学の理論を、具体的なイメージとして見える形に描くことで容易に理解できるよう配慮されている。さらに歴史的なエピソードを紹介し、また、物理学等の他の分野との関わりについても述べ、興味をもって読み進められるよう工夫されている。複素解析の“なぜ?”にヴィジュアルに答える斬新かつ好個な書である。
投票コメント
全21件
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複素解析における様々なトピックの幾何学的な意味を徹底的に追求した唯一無二の本。GOOD!5
この本は数学科に進んだ大学生が躓きやすい複素解析の概念を直観的に解き明かしてくれる。
古典というほど古びる性質のものでもない。是非とも復刊を。 (2021/12/12) -
複素解析だけでなく、数学の他の分野の専門書を覗いてみても、これだけヴィジュアル豊富で発想の仕方も楽しく学べる書籍は思い当たらない。GOOD!4
このような名著を絶版にしておくのは日本の数学教育にとって大きな損失である。
Amazonでも復刊希望のレビューがたくさんあるし、マーケットプレイスの価格は40000円を軽く超えており需要は多いにあると思う。
ヴィジュアル複素解析 https://amzn.asia/d/buWG08V (2022/08/12) -
2018年に出版されたジェイソン・ウィルクス『1から学ぶ大人の数学教室 円周率から微積分まで』(早川書房)の中で、複素数を理解する上で「トリスタン・ニーダムの素晴らしい規格外の著書『ヴィジュアル複素解析』に勝るものはない」と紹介されていたにも関わらず、絶版となっていたため。 (2020/03/08)GOOD!3
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複素解析を勉強するにあたって、図表が多いものが好ましいと思ったから。GOOD!2
アマゾンに出品されているが高すぎて到底買えない。なんとか復刊してほしい。 (2021/04/06) -
図が豊富で非常に魅力的なテキストに思えたので、購入して読んでみたいと思っています。 (2022/07/06)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2019/03/05
『ヴィジュアル複素解析』が10票に到達しました。 -
2012/09/02
『ヴィジュアル複素解析』(T. ニーダム)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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akasatana023