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著者 | 八田恭昌 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784106003103 |
登録日 | 2010/06/04 |
リクエストNo. | 50538 |
リクエスト内容
進歩的なワイマール体制からなぜナチスの悪夢は起ったか。オカルト集団「宇宙派」の跳梁、黒魔術のひそかな流行、女人禁制の秘密結社の勃興、反ユダヤ主義に直結する血の思想の提唱、そして民主主義の決定的不人気―ワイマール共和国のドブ板をはがすと、そこにはナチスを招き寄せる情念が黒々と横たわっていた。遅れてきた先進工業国ドイツを、二度までも大戦へと駆りたてた精神的背景とは何か。ドイツ史のなかで殆んど紹介されなかった大衆風俗を視野に収めつつ、近代史の絶対疑問に挑戦する。(「BOOK」データベースより)
投票コメント
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一般書の体裁なので、軽い内容を連想させるが、著者の学識は十分反映されている。八田は主に関西を舞台に(同志社大学に在職)、80年代のワーマールブームを牽引した研究者で、その研究書、翻訳書は今でも価値がある。復刊に十分値する本だと思う。 (2023/04/01)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2010/06/04
『ヒトラーを生んだ国(新潮選書)』(八田恭昌)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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牡猫ムル