10 票
著者 | ピエール・カミ |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784480024596 |
登録日 | 2006/12/31 |
リクエストNo. | 37339 |
リクエスト内容
内容説明 セーヌの川底からお化け潜水夫に水死体が運び去られた。それを目撃したヴァランタン・ムーフラールも水死体となって、所もあろうにエッフェル塔の上に現われ、おまけに幽霊船『飛び行くオランダ人』号船長の契約書までも添えてあった。血の気の多いパリっ子を巻き込んで次々おこる怪事件、登場する怪人物、深まる謎…。エッフェル塔の構造の秘密という奇抜な着想から繰り出される奇想天外な物語。
著者略歴 少年時代を南フランスのピレネー地方に過す。1903年、パリの国立技芸院に入学、俳優を目指し、その後コント作家として大衆文壇に登場する。作風は探偵小説仕立てのコミカルなコントに社会諷刺を取り入れたものが多く、「シャーロック・ホームズの冒険」のパロディ「ルーフォック・オルメスの冒険」などが知られている。世界的に有名な喜劇俳優チャーリー・チャップリンも彼の作品を愛読していたらしく、彼が1921年にフランスを訪れた時、二人は旧来の親友のように親しく抱き合って初めての対面を喜び合ったといいます。
投票コメント
全10件
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(名探偵ホームズの)パロディを超えたナンセンスの名作!GOOD!2
幸い講談社の文庫版で中学生の時に読みました。
フランスの元気な少年小説としても、楽しく読めると思います。
(例えれば、田中芳樹氏の「アップフェルラント物語」が、連想されます。) (2007/08/22) -
ぜひ新品を入手したいです。 (2021/05/28)GOOD!0
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子供の頃に、叔父の持っていた平凡社版の背文字だけを眺めて興味を持っていた。後年、文庫が出たと同時に購入して読んでみたが非常におもしろかった。是非復刊してほしい。 (2019/03/06)GOOD!0
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読んでみたいです! (2010/06/30)GOOD!0
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もう一度読みたい (2008/04/11)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2021/05/28
『エッフェル塔の潜水夫』が10票に到達しました。 -
2006/12/31
『エッフェル塔の潜水夫』(ピエール・カミ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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