Phantom_Worksさんのページ
レビュー
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SF教室
「はじめに」から By筒井康隆
懐旧(ノスタルジック)だけではない.
SFに対する情熱が伝わり、甦ってくる本!
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”SFをたくさん読んで、SFというものが、だいたいわかったような気がする。でもほんとにぼくの考えが正しいのだろうか。そしてまた、もっとすばらしいSFを見のがしていないだろうかーーよろしい。そんなにきみが不安ならこの本をよみなさい。そういったきみたちのためにこの本は書かれている。”
”ぼくたちというのは、SF作家の筒井康隆、つまり、今これを書いているぼくと、やはりSF作家の豊田有恒、それにSF翻訳家でSF研究家の伊藤典夫、この三人だ”
”どうかこの本を読み、大学に入っても、大人になっても、はじめてSFを読んだ時の感覚を忘れないで、いつまでも、いつまでもこの素晴らしいSFから、はなれていかないでくれ。いつまでもいつまでも、ぼくたちや、ぼくたちの愛するSFをつきあってくれ。この本にはそういう願いがこめられているのだ。”
【目次】
1.SFについて(筒井康隆)
2.SFの歴史(伊藤典夫・筒井康隆)
3.SFの名作(伊藤典夫・筒井康隆)
4.SF作家の案内(伊藤典夫・筒井康隆)
5.SFマンガと映画(豊田有恒)
6.SFにでてくることば(豊田有恒)
附 SF年表 (※ 170 ~1971年)
ちなみに、本書の刊行は 昭和47(1972)年7月25日(2011/06/12) -
サムライ・レンズマン
”サムライ・レンズマン”をEESの宇宙に!
◆原典のレンズマンシリーズを凌駕する”超兵器”とその”戦術”が登場!第二段階レンズマンと銀河パトロール隊、そして”サムライ・レンズマン”は、銀河文明の中心:テルス(=地球)を守れるか!?
『第二段階レンズマン』と『レンズの子ら』の間の”テルスを危うくした”ディルズ事件”を描く。
D.カイルの新レンズマンシリーズよりも、EEスミスの原典のSFマインドが感じられる名作。(2011/03/20) -
黒後家蜘蛛の会・文庫本未収録分
「黒後家蜘蛛とバットマン」
今はなき、社会思想社・現代教養文庫の1冊「バットマンの冒険」に収録されていたこの1篇に、ようやく図書館を巡り歩いて遭遇しました。
正直、一読したかぎりでは、期待が大きすぎたせいか、稀有な作品を読めた!という爽快感はありませんでした。
そのせいですが、やはり他の作品に飢えています。版権の問題などを乗り越えてぜひ、実物を手にしたいとより強く感じています。よろしくお願いいたします。(2011/01/30) -
ズイコー夜話 オリンパスカメラ外史
ZUIKOの伝説
NIKONのNIKKORは、D.D.ダンカンの伝説があればこそ。ハイアマチュア垂涎のZUIKOの伝説は、「このズイコー夜話」がバイブル的存在。★マイクロフォーサーズ・マウントの利点(フランジバックの長さ)によって、オールドレンズの再評価・再稼動している現代こそ、そのオリンパス・レンズの原点(原典)を復活させていただきたい!(2011/01/30)
復刊リクエスト投票
近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで
【著者】廣岡治哉 編
戦時期航空機工業と生産技術形成 三菱航空エンジンと深尾淳二
【著者】前田裕子
※Amazon中古価格 ¥8,640 より
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【内容(「MARC」データベースより)】
三菱重工業航空発動機部門を率いた生産技術者のパイオニア深尾淳二。彼をキー・パーソンに、戦時期の三菱航空エンジン生産の実態を通して日本の生産技術史の一側面を解明する。
【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
前田/裕子
愛知県生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。神戸大学大学院国際協力研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、神戸大学大学院経済学研究科講師(2016/01/16)
アーサー・ランサム自伝
【著者】アーサー・ランサム 著 / 神宮輝夫 訳
読んでみたいと思います。
(作品集は岩波、自伝は白水社と別れており読者にとっては、不都合な状況です。できればこうした分裂状況も解消していただけるといいのではないでしょうか?)、(2016/01/16)
自叙伝
【著者】G.K.チェスタトン 著 / 吉田健一 訳
自らを如何に語っているかには、関心も大きいはずです。(2013/01/16)
レンズ・プリズム・かがみをつかった光学の知識と工作
【著者】海保 洋司
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