29 票
著者 | 大江健三郎 |
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出版社 | 中央公論社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2001/04/09 |
リクエストNo. | 3593 |
リクエスト内容
大江文学における最初の転換作品「われらの時代」に続く長編。
昭和34年当時、著者24歳。六十年安保という時代背景のなかで
書かれた。
投票コメント
全29件
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現在、講談社から刊行されている『大江健三郎全小説』にも収録されなかった幻の恋愛小説。新潮文庫のナボコフ『ロリータ』の解説で、大江は自分がロマンチックな小説を書かなかったというが、実際は『夜よゆるやかに歩め』を書いている。本の形態は二種類、中央公論社のハードカバーと講談社ロマン・ブックス(新書サイズ)である。どちらも古本は高騰化している。大江の小説を愛読する人はできれば読んだ方がいい。他の小説にはないロマンチックな雰囲気を楽しめるだろう。 (2021/09/11)GOOD!2
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あまりでき映えの良い作品ではなく、大江作品としては失敗作に属する作品と言って間違いない。出版したくない作者の気持ちは良く分かるし、あまり読んでも面白い作品ではないが、ファンとしては失敗作を含めて全部常に読めるようにしておいて欲しいと思う。 (2003/06/01)GOOD!2
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大江健三郎のほんをすべてよみたい (2007/04/22)GOOD!1
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大江健三郎にとって唯一の通俗小説ということで、作者が封印している作品らしいけれど、文学的な価値・完成度は別にして大江文学の愛読者としては是非一読したい作品ではある。 (2007/02/12)GOOD!1
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古本屋で購入しましたが、めっちゃ高かったです。状態が良かったので2万位しました。理不尽すぎです。もっと多くの人に大江さんの小説をわかってもらいたいです。ちなみに内容は大江さんの若きパワーに溢れてます! (2005/09/05)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2001/04/09
『夜よゆるやかに歩め』(大江健三郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ウルリヒ