| 著者 | 入不二基義 |
|---|---|
| 出版社 | 春秋社 筑摩書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784393329030 9784480091956 |
| 登録日 | 2006/07/20 |
| リクエストNo. | 34622 |
相対主義の基本的立場は、この世界に絶対的・普遍的・客観的なものは存在せず、ただそれぞれの相対的な視点のみが存在するというものである。
そして、相対主義に対する一般的な批判は、相対主義をあらゆる絶対的立場の否定としてだけ考えた場合、自己適用すると相対主義自体の絶対性もまた否定されるため、「絶対的立場は絶対に存在しないがこれもまた絶対ではない」ということになり、自己論駁的矛盾を引き起こすというものである。
しかし、本書はこれが誤った考えであることを示す。
「絶対的立場は絶対に存在しない」という立場を立場A、「絶対的立場は絶対に存在しないということはない」という立場を立場Bとするならば、「立場Aと立場Bが存在する」とはすなわち複数の立場の相対的存在を言っているのであって、これは立場Aと矛盾しない。
立場Bは単に肯定されているのではなく、括弧中において立場Aと並べられたうえで、括弧の外側の立場Aにとって肯定されていると言える。
こうした事態は、括弧の内側と外側の両側で働く立場Aの、ひいては立場、概念枠、私というあり方の特性に由来するのである。
上述のことを始めとして、本書は相対主義の可能性を開くものとなっている。
(はてな「相対主義」を改変した)
そして、相対主義に対する一般的な批判は、相対主義をあらゆる絶対的立場の否定としてだけ考えた場合、自己適用すると相対主義自体の絶対性もまた否定されるため、「絶対的立場は絶対に存在しないがこれもまた絶対ではない」ということになり、自己論駁的矛盾を引き起こすというものである。
しかし、本書はこれが誤った考えであることを示す。
「絶対的立場は絶対に存在しない」という立場を立場A、「絶対的立場は絶対に存在しないということはない」という立場を立場Bとするならば、「立場Aと立場Bが存在する」とはすなわち複数の立場の相対的存在を言っているのであって、これは立場Aと矛盾しない。
立場Bは単に肯定されているのではなく、括弧中において立場Aと並べられたうえで、括弧の外側の立場Aにとって肯定されていると言える。
こうした事態は、括弧の内側と外側の両側で働く立場Aの、ひいては立場、概念枠、私というあり方の特性に由来するのである。
上述のことを始めとして、本書は相対主義の可能性を開くものとなっている。
(はてな「相対主義」を改変した)
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| タイトル | 価格 | サイト |
|---|---|---|
| 相対主義の極北 | 1,540円 | アマゾン |
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ニュース
2012/03/26
『相対主義の極北』販売開始しました!
2006/07/20
『相対主義の極北』(入不二基義)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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