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著者 | トマス・カーライル著 老田三郎訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003366820 9784531026425 |
登録日 | 2006/06/16 |
リクエストNo. | 34264 |
リクエスト内容
著者の出世作であり,また代表作である.1840年ロンドンで行なった講演を基礎として筆を加えたもの.19世紀前半に出た本でこれほど世に流布したものは稀だといわれている.「世界の歴史は英雄の歴史である」という立場から,予言者としての,詩人としての,高僧としての,文士としての,また王者としての英雄について論ずる.(岩波書店ホームページより)
(目次) 第一講 神格としての英雄 オーディン
第二講 預言者としての英雄 マホメッド(ムハンマド)
第三講 詩人としての英雄 ダンテ、シェイクスピア
第四講 僧侶としての英雄 ルーテル(ルター)、ノックス
第五講 文人としての英雄 ジョンソン、ルソー、バーンズ
第六講 帝王としての英雄 クロムウェル、ナポレオン
出版から160年以上経った現在でも色あせないカーライルの代表作。
とくに本作のムハンマド(本書ではマホメッドと表記)論は有名で度々引用されています。
投票コメント
全13件
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古典の中で、社会のありように関する必須本の一つGOOD!2
特に現代社会の、ファッションとしての、マーケティングとしてのヒーローづくりの風潮に対しての確認作業として心ある人や、若い人たちにとって高いニーズがあると思います。 (2006/08/24) -
カーライルの著作の中で後世にもっとも影響を与えた作品です。(彼自身、小銭稼ぎのつもりのようでしたが)英雄描写は現在でも心を動かされます。GOOD!1
ただ旧かな・旧漢字で読みづらいので新訳(あるいは選集版の文庫化)でお願いします。 (2022/02/12) -
新渡戸稲造や土井晩翠が、カーライルの著作を好んでいたそうです。GOOD!1
明治期の偉人に影響を与えた本ならば、ぜひとも読んでみたいものです。 (2008/02/22) -
新渡戸稲造、李登輝ら偉人が愛読した書物だと聞いております (2007/02/13)GOOD!1
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ぜひ読んでみたい。GOOD!0
ぜひ復刊して頂きたい。 (2014/01/13)
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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英雄と英雄崇拝 <カーライル選集 2> | 3,190円 | アマゾン |
NEWS
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2015/02/09
『英雄崇拝論(岩波文庫 33-668-2)』販売開始しました! -
2006/06/16
『英雄崇拝論(岩波文庫 33-668-2)』(トマス・カーライル著 老田三郎訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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makotoチャン